【英式 パンク修理】自転車のパンク修理 手順

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パンク

自転車でちょっとそこまで買い物に出ようとしたら、タイヤに空気が入っていない・・・。昨日まで入っていたので、「いたずらかな?誰かが意地悪したかな?」とおもいつつ、トップナットの緩みを確認して空気を入れても、すぐにタイヤが柔らかくなる。
どうやら空気を抜かれたわけではない様です。たいていは、空気圧が低いまま乗ってパンクさせたか、虫ゴムかタイヤチューブの劣化です。

そんな時、面倒ですよね!でも、虫ゴムの交換だけで復活する事もよくあります。
虫ゴム交換だけなら簡単ですので、どなたでもできます。

虫ゴム交換後、数時間で空気が抜ける様なら、あきらめて自転車屋さんに持って行くか、ちょっと大変ですがチューブのパンク修理をやるしかありません。

この記事では、虫ゴム交換とチューブの穴をふさぐ修理手順を紹介しますので参考にして下さい。
また、電動ではなくても、小さい自転車でも、大きい自転車でも、日本で一般的に普及しているバルブであれば同様の作業ですが、バルブの種類は他にもあるので、確認して作業を行って下さい。

バルブの種類 :(主に使用される車種)
英式 : ママチャリ、子供用自転車
米式 : ビーチクルーザー、一部のマウンテンバイク
フランス式 : ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク

パナソニック電動自転車ビビ
使用した自転車26インチの電動自転車
Panasonic ビビNX BE-ENNX634-S2
2013年1月20日購入
目次

車輪の各部名称

自転車車輪各部名称
プランジャー
チューブ

虫ゴム交換

材料

虫ゴム

100円ショップ、ホームセンター、Amazonにて100円程度。
(価格は2021年9月10日確認時の情報です)

手順

ゴムキャップを外す

ゴムキャップを外す

トップナットを手で回して外す

トップナットを外す

プランジャーを引き抜く

プランジャーを抜く

虫ゴムを交換する

プランジャーから虫ゴムを外す。

虫ゴムを外す

新しい虫ゴムをプランジャーに取り付ける。

虫ゴム交換

虫ゴムは抜き差しが大変なので、水に浸けるか、シリコンオイルを少し塗ると脱着が楽です。

逆の手順で部品を戻す

プランジャーを差す➜トップナットを手で締める➜空気を入れる➜ゴムキャップをはめる

虫ゴムを交換しても空気が抜ける時は、チューブを出してパンク修理となります。
手順は以下をご参照下さい。

パンク修理

材料

パンク修理セット

Amazonにて300円前後。(価格は2021年9月10日確認時の情報です)
※セット内容はさまざまですが、100円ショップやホームセンターにも置いてあります。

パンク修理セット

工具

10mmメガネレンチ または、10mmスパナ

タイヤレバー2本(100円ショップセット物で十分です)

バケツ

ハンマー

手順

チューブを取り出す

ゴムキャップ、トップナット、プランジャーを外す
プランジャー
バルブ固定ナットを外す

10mmのナットをメガネレンチで外す。

バルブ固定ナットを外す

外したバルブ固定ナット。

外したバルブ固定ナット
タイヤをリムから外す

タイヤレバーをタイヤとリムの間に入れて、テコの要領でタイヤを外す。外れたらそのままタイヤレバーをスポークに固定したままにして、もう一本のタイヤレバーを使い15cmおきにテコの要領を繰り返しタイヤを全周外す。

※自転車を逆さまにしておりますが、パンク修理ならしなくてもぜんぜん大丈夫です。

タイヤをリムから外す
チューブを取り出す
チューブを取り出す

チューブのパンク位置を確認する

プランジャーとトップナットを取り付けて、空気を入れる
チューブに空気を入れる

チューブを水に浸けて行くと、穴が開いている所から空気が漏れる。※穴は1つだけとは限らないので全周確認する。

穴が開いている所から空気が漏れる

パンク位置にパッチラバーを貼る

ヤスリをかける

チューブの空気を抜いて、貼るパッチより広めにヤスリをかける。

チューブにヤスリをかける
ゴムのりを塗る

ゴムのりをヤスリをかけた部分すべてに薄く塗って、5分程そのままにしてゴムのりを完全に乾かす。

ゴムのりを塗る
パッチを貼る

アルミ箔だけを剥がしてパッチを貼る。

パッチを貼る

ハンマーでたたく。

ハンマーで叩く

ハンマーが大きかったので、チューブの折り目が痛まないようにハンマーの柄でたたきました。

ハンマーの柄で叩く

透明フィルムを剥がす。

透明フィルムを剥がす
漏れがないか確認する
漏れ確認

タイヤの内側を確認

タイヤ内側にチューブを傷つける物がないか、穴が開いていないか、全周を手で触って確認。

タイヤ外側の切れや痛みは内側にまでおよんでいない事が多いですので、内側の点検とタイヤの溝がすり減っていない様であれば交換の必要はありません。

分解と逆の手順で組み上げる

バルブ口にバルブを差し込む

差し込んだらバルブ固定ナットを仮り留めしておく。

バルブ口にバルブを差し込む

手でタイヤチューブをタイヤに入れる➜タイヤレバーを使ってタイヤとチューブをリムに取り付ける➜

プランジャーを差す➜トップナットを手で締める➜空気を入れる➜バルブ固定ナットを本締め➜ゴムキャップをはめる

空気を入れる時、空気を半分程入れてゴムハンマーでタイヤをたたいて、チューブのはさみ込みやねじれ、タイヤとリムの違和感を取った後、空気を全部入れると安心です。

これでパンク修理は完了です。
自分で修理をするとしばらくの間は「大丈夫かなー」っと確認しながら乗りますので、異常が起きてもはやく気が付く様になり、ひとまかせにするより安全かもしれません。
なりより愛着がわいて「もの」と長く付き合える事になりますので、修理代以上のコスパを得られるかもしれません。

もちろん壊すリスクも秘めておりますが、そこも楽しめるようになれれば、一挙両得です。
いろいろな「もの」を修理して、愛用品を増やしましょう!

パンク

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