少しフィルターが匂うようになり使わなくなってっしまった加湿空気清浄機、
捨てるにはもったいないから
ファンを再利用しようと分解がてら記事にしました。
加湿空気清浄機の分解
分解するのは、シャープ製 型名KC-W45です。
フィルター、加湿用タンクとトレイは汚かったので写真を撮る前に捨てました。
本体側面写真のラベルで各フィルタをご確認ください。


後ろの方から分解していきます。
見えるネジをどんどん外してカバーが外れたら、また新たなネジが出てくるので外していきました。



ホコリセンサー

温湿度センサー
ホコリセンサーが入っている黒いBOXの奥に温湿度センサーがある。

本体の給水トレイ付近のグレーのBOXを
固定ネジをはずして本体底の爪を指で押して外しました。


グレーのBOX内の茶色の基板が加湿フィルター回転センサー。
水位センサー
給水タンクの下のトレー内に磁石付きのフロートが付いており、W50B磁気ホールセンサーICがフロートの位置を感知して水位センサーの役割を果たしている。


加湿フィルター回転センサー
水位センサーと同様にW50B磁気ホールセンサーICが、
加湿フィルターケースに組み込まれた磁石を感知して加湿フィルターケースの回転数を測定しているようだ。



写真上側に四角い磁石がある。

加湿フィルターモーター
加湿フィルターモーターMT8-Lのコードは2本だがコネクタは3ピンが付いていた。

真ん中がなかなか外れない。

外したらツメはこんな感じ。

操作部からのコネクタとメイン基板からのコネクタを外すとフロントカバーが外せる。



プラズマクラスター発生ユニット
プラズマクラスターイオンを高濃度な状態でお使いいただくために、高濃度を確保できる総運転時間約19,000時間を経過すると、全ての運転を停止する機種もあるとのこと。
迷惑な仕様だ。

ファンには静音で強力なシロッコファンが付いていた。
シロッコファン

ファンは10mm六角ナットで固定されている。



操作部基板写真の裏はタクトスイッチとLEDと抵抗だろうから確認はしません。
以上で分解は終わりです。
センサーを全て外して運転実験
メイン基板からセンサーのコネクタを全て外して運転したところ、問題なく運転はできた。
モニター表示は、ハウスダストモニタは全て緑でキレイ、湿度は低、給水ランプ赤点灯(空気清浄だけのボタンを押せば光らない)、除菌イオン青ランプ入だった(除菌イオン入りスイッチが入っていた)。

ファンは現在製作中の屋根裏収納の空気循環換気扇として使用する予定で、
電気代がもったいないので加湿用のモーターなどは取り外します。
プラズマクラスター発生ユニット、ホコリセンサー、温湿度計は取り付けるかもしれません。

今回活躍したのは、インパクトドライバーと長いスリムビット。

