炊飯器のリチウム電池を自分で交換

当ページのリンクには広告が含まれています。
炊飯器のリチウム電池を自分で交換アイキャッチ
悩んでいる子ねこ

炊飯器のコンセントを抜くと時計表示されなくなりました。

ねこ先生

内蔵の3Vリチウム電池が切れています。
この記事では自分で電池を交換する手順を紹介してます。

使用炊飯器:SANYO ECJ-RK30

炊飯器の時計用リチウム電池はコンセントをつないでいない状態では4~5年で電池が切れてしまいます。

今回は10年以上使用している炊飯器の温度センサーが故障したので、ついでに数年前から切れている時計用リチウム電池を一緒に交換しました。

パナソニック(Panasonic)
¥580 (2024/04/26 15:15時点 | Amazon調べ)

コンセントを繋ぐとACから電源供給されるので電池が切れたままでも使用は可能です。また、コンセントを繋ぎっぱなしでも待機電力は少なく一年間で200円もかからない程度ですので、無理して交換することもないと思いますがどうしても自分で交換したい方は参考にしてください。

それでは、作業を紹介して参ります。

目次

交換手順

使いきりの3Vコイン電池の交換なら、交換する電池の大きさなどは取付できればなんでも良いですが充電式の二次電池は使えませんので気をつけて下さい。

炊飯器によっては充電式の二次電池が使用されておりますので、二次電池の場合は電池の刻印と同じ品番での交換が無難です。

分解手順

手順
炊飯器の裏ブタを外す
炊飯器裏ブタを外す

固定ネジ4本をゆるめて裏ブタを外すと交換するリチウム電池が見えています。

こちらはマイコン炊飯器ですので内部がシンプルです。
IH炊飯器だともっと内部がごちゃごちゃしていると思いますが、ほとんどの機種は表示部の電子基板に時計用リチウム電池が付いていますので、電池をめざして分解して行きます。

手順
赤い電源ケーブル2本を外す
電源ケーブルを外す
爪でレバーを押さえながら引き抜きます。
レバー位置
絶縁保護カバーを外してロック解除レバーをマイナスドライバーで押さえている写真

この炊飯器の電源ケーブルは、爪でレバーを押さえながら抜かないとロックが外れませんでした。コネクタによっては無理に抜くと断線しますので絶縁保護カバーを外してロック解除レバーがないかコネクタをよく確認しましょう。

手順
表示部に繋がっているケーブルやコネクタを外す
コネクタとケーブルを外す

こちらのコネクタは引き抜くだけです。

手順
表示部を外す
表示部を外す
ネジを2本緩める
表示部表
表示部表
表示部裏
表示部裏

表示部裏の黄色い板を5カ所の爪を解除して外します。

ネジ2本緩めて電子基板だけにする

ネジを2本緩めて白いカバーから電子基板を外します。

手順
適当な3Vリチウム電池と交換する

リチウム電池がスポット溶接されていたのでマイナスドライバーでこじって外しました。

適当な3Vリチウム電池と交換

プラスマイナスの極性を元通りにリチウム電池を交換すると時計が表示されます。

amazonで横型端子付きのCR2450電池も売られています。

スポット溶接を外さなくてもハンダ作業だけで交換することも可能だと思います。

パナソニック(Panasonic)
¥580 (2024/04/26 15:15時点 | Amazon調べ)
手順
逆の手順で組み立てる
電源コード

電源コードBOXは爪を取付穴に差し込むだけで固定されておりネジ止めされていませんでした。

裏ブタを取り付ける
配線を元に戻して裏ブタを締めます。
配線の引き回しに気を付ける

配線を挟み込まないように配線の引き回しに気を付けて裏ブタを閉めます。

IH炊飯器とマイコン炊飯器の違い

IH炊飯器は内釜全体を熱して、すべてのお米にムラなく熱が行き届くので、どこを食べても均一なおいしいごはんが炊きあがると言われています。 マイコン炊飯器はヒーターが内釜下にあるので、どうしても炊きあがりにムラができてしまいます。

IHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)、いわゆる電磁調理器のことです。 コイルに電流を流すと磁力線が発生し、その磁力線が内釜を通る時にうず電流に変わり鍋の電気抵抗を利用して発熱させる熱効率の高いしくみです。

安価なマイコン炊飯器でもおいしいごはんを焚くためにしている3つのこと

炊飯器
SANYO ECJ-RK30
  1. 水加減は自分で探る。
    メモリはあくまで目安
  2. 炊き上がったら直ぐにごはんをほぐす。
    マイコン炊飯器最大のウィークポイント炊き上がりのムラをできるだけ均一にする。
  3. 早炊きする。
    火力が高いためかごはんがおいしい。

分解し使用部品から考察して、ごはんの炊き上がりを調整している温度センサーの感度調整ボリュームが付いていなかったので、温度センサーの個体差を水の量で調整してあげる必要があると痛感しました。

また、ごはんのかたさはメーカーの設定値と個々人の好みの差温度センサーの経年劣化による感度の変化などを考慮してたまに水の量を調整し直してあげる必要もあります。

もちろん、お米の種類、新米などによっても水加減は変わってきます。

それから、しゃもじで底の米を上に持って来るようにほぐしてあげると焚きムラがある程度均一になり、ほぐすことにより米の表面の水分が抜けて食感も良くなります。

買うならこんな炊飯器

IH炊飯器でも好みのごはんを焚くために水加減は必要になってきます。

IH炊飯器は、感度調整ボリュームなどの部品点数が多い製造工程で感度調整を行って工数がかかっている機能の多い製品は修理代が高い部品が多いと壊れる確率も高くなる自分で修理することが難しくなることなどを考えるともともと米を焚くだけのシンプルな製品ですから国内メーカーの安価なマイコン炊飯器であれば十分だと考えています。

要するに、炊飯器の性能や窯の素材の違いより、自分好みのお米の品種や精米後すぐに炊いたお米の方が味の違いが大きいと実感しております。

追伸、筆者は九州育ちですが、単身赴任先の山形で食べたはえぬきの味に感動してから自宅に戻ってからもずっと30Kg玄米を注文後に精米してくれるネット通販のお米屋さんで購入しております。米粒が大きくそろっている上にそんなに高くないんです。

最近では精米したてのお米を楽天市場などで買うことができるのでありがたいです。

不用品はすぐに処分しないと増えまくりますよね

家電の処分にお困りではありませんか?

炊飯器のリチウム電池を自分で交換アイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

この記事が参考になりましたらシェアお願いします
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次