【ジャッキアップ不要】E25キャラバン/コモのエンジンオイル「上抜き」交換手順|KA24DEエンジン

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E25キャラバン/いすゞコモ(KA24DE 2400ccガソリン)のエンジンオイル上抜き交換完全ガイドのアイキャッチ。12V電動オイルポンプでレベルゲージ穴から吸い出すジャッキアップ不要・ドレンボルト不要・手が汚れない上抜き交換手順。今回の実績3.5L抜き取り。日産純正SNスペシャル5W-30(20Lペール缶)使用
目次

はじめに:オイル交換は「抜いて入れるだけ」が一番いい

「オイル交換=車の下に潜る」と思っていませんか? 実は、E25キャラバン(いすゞコモ)のオイル交換は、**上抜き(レベルゲージ穴から吸い出す方法)**が圧倒的に楽で安全です。

  • ジャッキアップ不要: 重い車体を持ち上げる危険がありません。
  • ドレンボルト操作なし: ワッシャー交換や、ネジ山を舐めるリスクゼロ。
  • 汚れない: 手や地面をオイルで汚す心配がほとんどありません。
  • 実はよく抜ける: オイルパンの形状によっては、下抜きより多く抜けることも。

今回は、日産の名機KA24DEエンジンを搭載したE25キャラバン(いすゞコモ)を例に、誰でもできる上抜きオイル交換の手順を解説します。

E25キャラバン(いすゞコモ)のエンジンルーム・KA24DEエンジン(2400ccガソリン・DOHC)の全体外観。平成14年式(2002年)GE-JCQGE25搭載エンジン。シルビア・180SX北米モデル(240SX)・ブルーバード・ラルゴ・プレサージュなどにも搭載された名機。助手席シートを跳ね上げるキャブオーバー構造でアクセス可能

対象車両データ

  • 車種: いすゞ コモ(日産キャラバン E25 OEM)
  • 年式: 平成14年式(2002年)
  • 型式: GE-JCQGE25
  • エンジン: KA24DE(2400cc ガソリン)

準備するもの

今回の主役は「12V電動オイルポンプ」です。これがあれば、ガソリンスタンドやカー用品店の待ち時間から解放されます。

✅ 必須ツール

  • 12V電動式オイルポンプ(5A 60W): ネット通販で安価に入手可能。
  • エンジンオイル: 日産純正 SNスペシャル 5W-30(20Lペール缶がコスパ最強)
  • 廃油処理グッズ: 空のペットボトル(4Lなど)または市販の「廃油処理箱」
  • オイルジョッキ、ウエス(布)

12V電動オイルポンプ(上抜きチェンジャー)

  • ジャッキアップ不要、バッテリーにつなぐだけ!DIYオイル交換の必需品

エーモン ポイパック(廃油処理箱)

  • ガソリンスタンドへの持ち込みが難しい人は、吸わせて燃えるゴミへ(※自治体による)。後片付けも簡単です。

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作業手順:たったの4ステップ

1. エンジンルームへのアクセス

キャブオーバー車特有の作業です。まずはエンジンが見える状態にします。

  1. 暖機運転: オイルを抜きやすくするため、1分ほどアイドリングしてオイルを温めます。
  2. ロック解除: 助手席後ろのカーペットをめくり、2箇所のロックを外します。
  3. シート跳ね上げ: 助手席の背もたれを前に倒し、座席ごと持ち上げます。
  4. 固定: 左センターピラー(助手席シートベルト付近)にあるフック付きベルト(吊り具)を使い、座席が落ちてこないよう固定します。
E25キャラバン/コモのエンジンアクセス手順ステップ1・助手席後ろのカーペットをめくって現れるエンジンカバーの2箇所ロック取っ手の位置図解。このロックを外してから助手席の背もたれを前に倒し座席ごと持ち上げることでKA24DEエンジンルームにアクセスできる
ロックと取っ手の位置
E25キャラバン/コモのエンジンアクセス手順ステップ2・助手席の背もたれを前に倒した状態。キャブオーバー車特有の構造でシートの下にエンジンが配置されており、背もたれを前倒しすることが座席跳ね上げの前準備。この後座席ごと持ち上げてKA24DEエンジンルームを露出させる
助手席の背もたれを前に倒す

2. 電動ポンプでオイルを抜く

ここからが「上抜き」の真骨頂です。

  1. レベルゲージを抜く: エンジンオイルレベルゲージを抜き取ります。
  2. チューブ挿入: ポンプの吸入側チューブを、レベルゲージの穴の奥まで差し込みます。
  3. 排出側の準備: 排出側チューブをペットボトル(または廃油処理箱)にセットします。
    • Tip: 行きつけのガソリンスタンド(整備PITがある所)なら、ペットボトルごとお渡しすれば無料で引き取ってくれる場合があります(要確認)。
  4. 電源接続: ポンプのクリップをバッテリーに繋ぎます(赤=プラス、黒=マイナス)。
  5. スイッチON: ポンプを起動し、オイルを吸い出します。

作業のコツ: オイルが出なくなっても、チューブを少し出し入れしたり回転させたりすると、底に溜まったオイルがさらに抜けることがあります。「ジュルジュル」と音がするまでしっかり抜ききりましょう。 今回の実績:約3.5L抜けました。

E25キャラバン(KA24DE)上抜きオイル交換・12V電動オイルポンプの吸入チューブがレベルゲージ穴からオイルパン底部まで達している状態の断面概念図。チューブを底まで差し込み少し出し入れ・回転させると底に溜まった残油がさらに抜ける仕組みを図示。今回の実績約3.5L抜き取り
エンジンオイルレベルゲージの口から、レベルゲージを抜いている様子
エンジンオイルレベルゲージを抜き取る
E25キャラバン/コモ(KA24DE)上抜きオイル交換ステップ2・12V電動オイルチェンジャー(AS-ee207)の吸入チューブをレベルゲージ差し込み口からオイルパン底部に向けて差し込んでいる工程。チューブは底まで差し込むことが重要。「ジュルジュル」音がするまで吸い出すのがコツ
オイルチェンジャーのチューブを差し込む
E25キャラバン(KA24DE)上抜きオイル交換ステップ3・12V電動オイルポンプの排出チューブから廃油が空のペットボトル(4L)に溜まっている状態。ガソリンスタンドの整備PITがある店舗ではペットボトルごと持ち込みで無料引き取り可能(要確認)。エーモン ポイパック(廃油処理箱)への排出も可能
12V電動式オイルチェンジャー(AS-ee207)本体のステッカー矢印でオイルの流れる方向を示した説明図。赤クリップ=バッテリープラス・黒クリップ=マイナスに繋ぐ接続方法と、吸入側チューブ(レベルゲージ穴へ)・排出側チューブ(廃油容器へ)の方向をステッカー矢印で確認する手順
車載バッテリーでOK➡ポンプのステッカー矢印で、オイルの流れる方向を確認してください。

(補足)オイルフィルター交換について フィルター交換もこのタイミングで行います。E25の場合、上からアプローチするのは体が大きい人には少し窮屈かもしれません。無理な場合は、フィルター交換時のみジャッキアップを検討してください。

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3. 新しいオイルを入れる

  1. フィラーキャップを開ける: エンジン上部のキャップを開けます。
  2. 注油: 規定量のオイルをジョッキで入れます。今回はコスパ重視で「日産純正SNスペシャル 5W-30(ペール缶)」を使用しました。20L缶なら約5回分使えるので非常に経済的です。

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4. 最終チェック

  1. 量を確認: レベルゲージを戻し、一度抜いて「H(上限)」と「L(下限)」の間にオイルがついているか確認します。
  2. 循環させる: フィラーキャップを締め、エンジンをかけて1分ほどアイドリングし、停止します。
  3. 再確認: オイルがフィルター等に回って油面が下がるので、再度レベルゲージを確認し、足りなければ補充します。
  4. 復旧: 最後にレベルゲージを奥まで差し込み、フィラーキャップの締まりを確認。座席を元に戻して完了です!
E25キャラバン/コモ(KA24DE)上抜きオイル交換最終チェック・レベルゲージを差し込んで引き抜き油量を確認している工程。H(上限)とL(下限)の間にオイルが付着していることを確認。1分アイドリング後に油面が下がった分を補充してから再確認する。全工程完了後レベルゲージを奥まで差し込んで固定

編集後記:名機「KA24DE」について

今回整備したエンジン「KA24DE」は、実はすごいエンジンなんです。

  • 搭載車種: シルビア、180SXの北米モデル(240SX)、ブルーバード、ラルゴ、プレサージュなど。
  • 特徴: 低中速トルクが太く、街乗りや重量級の車に適したタフなエンジン。
  • 映画での活躍: 映画『ワイルド・スピード(The Fast and the Furious)』第1作目で、レティ(ミシェル・ロドリゲス)が乗っていた240SXに搭載されていたのもこのエンジンです。

そんな由緒あるエンジンを、自分でメンテナンスして長く乗る。これもDIYの醍醐味ですね。 オイル交換直後の、滑らかなエンジンの吹け上がりをぜひ体感してください!

もっとE25キャラバンを自分で整備したい方へ

今回のオイル交換はDIYの入り口に過ぎません。 当ブログでは、**「ユーザー車検で費用を数万円浮かす方法」から「冬でも快適な車中泊仕様への改造」**まで、E25キャラバン/コモを骨の髄まで楽しみ尽くすノウハウを完全網羅しています。

維持費を抑えて、愛車ともっと遊びたい方は、ぜひこちらのまとめ記事をご覧ください!

👇E25キャラバン/いすゞコモ DIY完全バイブル|整備から車中泊まで


ガレージで車をいじっている時間は楽しいですが、DIYの本当のゴールは「完成した車でどこへ行き、何をするか」にあります。

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