制振材レジェトレックスは、あんなに薄くて効果あるの?
レジェトレックスを貼る事で、雨の日の車中泊が、快適で、睡眠の質が上がりました。
制振材を貼る前の、雨音が反響し、耳障りだったのが緩和されました。
今回、使用した日東電工レジェトレックスD-300Nは、オーディオのデットニングでの評判も良く。薄くて軽い高機能制振材です。
今回車中泊仕様にするハイルーフバンは、いずれレーサーのオフロードバイクを購入した際、トランポとしても使用を考えておりますのでできるだけ広い空間を確保するために、薄くて性能が良い制振材を選びました。
施工:2019年12月
レジェトレックスの6つのメリット
- 1.軽いので薄い鉄板のルーフがたわまない
- 2・軽いので燃費が悪くならない
- 3.薄いので居住空間が広くなる
- 4.薄いので既存の内張を加工せずに使用する事ができ低コスト(車検がスムーズ)
- 5.薄くて軽いので施工が楽
- 6.薄くて軽いので 施工時間が短い
では作業を紹介して参ります。
材料
日東電工製レジェトレックス D-300N(原反)1.5mm×500mm×1000mm
1,200円×6枚+送料900円=合計8,100円
(価格は2019年12月20日注文時の情報です)
工具
プラスドライバー
KTC内張外し
内張を外す際は、KTC京都機械工具の内張外しが逸品です。曲がり角度が絶妙で、クリップを割って壊す事が格段に減りました。20年以上愛用しておりますが壊れません。最近の物は曲がり角度がより秀逸なようです。
10mmソケット
脱脂材、ウエス
シリコンオフ
カッター、はさみ
ローラー
レジェトレックスを貼り付ける際、ローラーを使用すると密着度が上がり、効果を最大限に引き出せます。
手順
バッテリー-端子を外す。
ルーフ内張を外す前に室内灯の分解を伴いますので、ショートしないように助手席下のバッテリを端子を外します。
アシストグリップを外す。
※上の写真に詳しく説明を入れました。
アシストグリップの後ろカバーは、ドアウエザーストリップゴムを外して、カバーはクリップで止まってますので、まっすぐ手前に引いて外します。割らないように後ろ端の方からまっすぐに引き抜く。
室内灯を外す。
室内灯×2個を外す。※写真のプラスネジ2本
ルーフバー4本を外して、ルーフライニング5枚外す。
10mmソケットを使って外します。 ボルト16本(写真白丸部)
脱脂
レジェトレックスを張り付ける所を、シリコンオフなどで脱脂。
レジェトレックスを貼る
ルーフバーの箇所を避けて運転席上部まで制振材レジェトレックス D-300Nを貼り、ローラーでシッカリ、ルーフと密着させる。※ローラーがなかったので、普段カーペットのホコリを取っているコロコロで代用したが、大き過ぎるし貧弱なので力が入らなかった、専用のローラーを買った方が断然作業は早いです。
レジェトレックスを貼て約2年車中泊したレビュー
- 全く雨音が、聞こえなくなる程ではありませんが、高音のポッーンポッーンが低温のボッボッという音に代わり随分静かにはなりました。
- 雨の日の走行中も結構静かです、フロントパネルに防振材を入れると走行中はもっと静かになりそうです。
- レジェトレックスのおかげで雨音で睡眠を妨げられる事はなく、仕事に支障が出る事はありませんでした。
日々、寝つき良くぐっすり眠れたのは仕事の帰りにスポーツクラブで1000mほど泳いで、サウナに入るのが日課だったことと、雨の日はレジェトレックスを張ったお陰でした。
またレジェトレックスを貼った上から断熱材を貼っております。
断熱材を貼る事により、夏場は車内が熱くならず、冬には暖房の効きが良くなりますので、貼っておいて損はありませんでした。おススメの断熱材とDIY貼付けはこちらでご確認ください。➜ジーエスGSメタルシートMS-2の効果とDIY貼り方
最後になりますが車検に関しては毎回「EPARK車検」で探した地元の車検業者さんの早期予約割引を利用して1ナンバーでも安く車中泊車の車検を通せる上に、なんと直で車業者さんに依頼するよりも「EPARK車検」を通した方がはるかに安い場合が多く以下にリンクを貼っておきますのでご利用ください。