猫に噛まれて音が出ない…!神コスパヘッドホン「CPH7000BT」のケーブル断線修理ガイド

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ワイヤレスヘッドホン本体のケーブル断線修理ガイドアイキャッチ

「ああっ、やられた…!」

ふとした不注意や、可愛い愛猫のイタズラによって、お気に入りのヘッドホンから突然音が消えてしまう絶望感。あなたも経験がありませんか?

今回は、サウンドハウスのオリジナルブランド、CLASSIC PRO(クラシックプロ)のワイヤレスヘッドホン**「CPH7000BT」**の断線修理に挑戦します。

このCPH7000BT、モニターヘッドホンの大定番である「SONY MDR-CD900ST」を徹底的に研究して作られたと言われるだけあり、その音質とコスパの高さは圧倒的です。個人的には、音楽リスニング目的であれば、装着感、低音の豊かさ、そしてワイヤレスの利便性において、本家ソニーを凌駕しているとすら感じています。

しかし、唯一の弱点が**「ケーブルの細さ」**。長時間の使用やちょっとした引っかけで、あっけなく断線してしまうことがあるのです。

今回は、メルカリで「猫ちゃんに噛まれて断線した」というジャンク品を救出し、自らの手で分解・修理して完全復活させるまでのドラマチックな軌跡をお届けします。

新しいものを買うのは簡単ですが、自分の手で蘇らせたヘッドホンから流れる音楽は、きっと格別なはずですよ!

目次

修理の準備:必要な道具を揃えよう

断線修理という「手術」を行うために、まずは以下の道具を準備してください。Amazonやホームセンター、100円ショップで簡単に手に入ります。

  • はんだごて & はんだ(電子工作用の細いものがおすすめ)
  • カッター または 電工ナイフ
  • ニッパー
  • 熱収縮チューブ(絶縁用)
  • ビニールテープ
  • UVレジン(あれば。ダイソーなどの100均でOK)
  • 延長用の適当な撚り線(ケーブルが短くなってしまう場合)

【実践】CPH7000BT ケーブル断線修理の5ステップ

それでは、慎重に作業を進めていきましょう。

STEP 1:一番外側の被覆を剥く

電工ナイフでヘッドホン本体のケーブル被覆を剥く
電工ナイフで被覆を剥く
ヘッドホン本体のケーブル被覆を剥いたところ(5本の極細ケーブル露出)
ヘッドホン本体のケーブル被覆を剥いたところ

まずは断線した部分をカットし、カッターや電工ナイフを使って、ケーブルの一番外側にある黒い被覆を慎重に剥がします。中の細い線を傷つけないように、力加減には十分注意してください。

被覆を剥くと、外径わずか2mmのケーブルの中に、以下の5本の極細ケーブルが隠れています。

ケーブルの色役割
BAT+(リチウムイオンポリマー電池 3.7V, 1150mAh)
BAT-
BAT NTCサーミスタ
R+(右チャンネル プラス)
R-(右チャンネル マイナス)

STEP 2:運命の分かれ道!ケーブルに「予備はんだ」をする

ここが修理の最大のポイントです!

ヘッドホンケーブルの中の細い線は、ショートを防ぐために一本一本が「ポリウレタン」でコーティングされています。このまま結んでも電気は通らないため、はんだの熱でコーティングを焼き切る必要があります。

これを意識しながら、それぞれの線の先端に「予備はんだ」を施します。はんだがスッと銅線に馴染んで銀色に乗れば、コーティングが溶けた証拠です。

ヘッドホンケーブルに予備はんだ(ポリウレタンコーティングを熱で焼き切る)
ヘッドホンケーブルに予備はんだしたところ

STEP 3:ケーブルをはんだで接続・延長する

断線部分をカットしたことでケーブルが短くなってしまっているため、今回は適当な「撚り線(よりせん)」を使って延長することにしました。

延長用の線にもあらかじめ予備はんだをしておき、本体側のケーブルと丁寧にはんだ付けして接続します。

※注意!

はんだ付けをするに、必ず「熱収縮チューブ」をケーブルに通しておいてください。後からでは入れられません!

適当な撚線に予備はんだ(ケーブル延長用)
適当な撚線に予備はんだ
撚線でケーブルを延長(はんだ付け接続)
撚線でケーブルを延長

STEP 4:熱収縮チューブとUVレジンで完璧な絶縁処理

無事に接続できたら、はんだ付けした部分を熱収縮チューブで覆い、ライターやドライヤーの熱で収縮させて固定します。

今回は念には念を入れて、配線同士が短絡(ショート)しないように、ダイソーで購入したUVレジンを塗って硬化させ、物理的にガッチリとガードしました。

ヘッドホンケーブルはんだ接続部分を熱収縮チューブで覆う
ヘッドホンケーブルはんだ接続部分を熱収縮チューブで覆う
ケーブルを熱収縮チューブで保護(UVレジンで追加補強)

STEP 5:反対側(R側)も同様に修理する

今回は左側のケーブルが5本、右側のケーブルが2本断線するという重症でしたが、右側(R側)も全く同じ手順で被覆を剥き、はんだ付けを行い、無事に修理を完了させることができました。

ヘッドホンケーブルR(右チャンネル)断線箇所
ヘッドホンケーブルR断線箇所
ヘッドホンケーブルR断線箇所被覆剥いた後(2本のケーブル)
ヘッドホンケーブルR断線箇所被覆剥いたところ

まとめ:自力で直せばコスパ最強!さらなるカスタマイズも

以上、CPH7000BTの断線修理の方法を解説しました。

無事に修理を終え、電源を入れた瞬間に広がるクリアなサウンド。この方法なら、新しいヘッドホンに買い替える費用を抑えられるだけでなく、愛着も何倍にも膨れ上がります。同じようなトラブルでお悩みの方は、諦める前にぜひ一度挑戦してみてください!

**「細かい作業は苦手!ヘッドホンは消耗品だよ!」**という潔い方は、ぜひサウンドハウスさんで新品のCPH7000BTをチェックしてみてくださいね。圧倒的なコスパに驚くはずです。

👇CLASSIC PRO CPH7000BT

👇SONY MDR-CD900ST:本家の音を知りたい方はこちら

🔧 もっと深く知りたい方へ(内部リンク)

修理箇所によっては、ハウジングの分解が必要になる場合があります。

CPH7000BTにどんなBluetoothチップ、ヘッドホンアンプ、バッテリーが搭載されているのか?内部の秘密に迫った分解記事は以下からご覧ください!

👇 CLASSIC PRO CPH7000BT 分解&内部構造レビュー


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