【AuTiWOZ】ポリッシャー5インチマキタ18V互換を試す

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悩んでいる子ねこ

DIYでいろいろな事をしているとたまにある塗装面をコンパウンドで磨く作業、頻繫ではありませんがコンパウンドを手で磨くのも大変なのでコスパの良いポリッシャーを導入しようかな~

ねこ先生

こちらは、メカや電気にちょっと詳しい修理ブログサイトですので、良いものを安く手に入れることに関しては自信があります。

今回は、ネットでみつけたお値打ちなコードレスポリッシャーを使ってみたので以下に紹介します。

ポリッシャーは、20年程前に自動車板金工場で働いていた時に、塗装屋さんからシングルポリッシャーをかりて自分の車(ホワイトソリッド)を磨いて塗装屋さんに褒められたので好きな機械です。

最近のポリッシャー経験値としてはDIY塗装の際にエアーダブルアクション(パッド径125mmと50mm)にバフを付けて磨く程度しかなく、

最近の一般的に磨き専用ダブルアクションポリッシャーと言われる物は使ったことがない素人です。

目次

ダイニングテーブルの天板を磨く

太陽光が当たると気になっていたダイニングテーブルウレタン塗装面の傷は、

数日前にコンパウンド(3Mハード1、2)とウエスで手磨きした時に付いた磨き傷です。

磨き傷のあるダイニングテーブル天板を、

AuTiWOZポリッシャー5インチに

コンパウンド3Mハード1とポリッシャー付属のウールバフで、

スピード3から徐々に上げスピード5で3分程磨くと、

磨き傷が消えました。

因みに写真の光は太陽光です。

Before

コンパウンドとウエスで手磨きした時に付いたダイニングテーブルの磨き傷

ダイニングテーブルの磨き傷

After

このコンパウンドでは消えない深い傷は残っていますが、これ以上深追いしても仕方がない傷ですので、

この状態で十分納得の仕上がりです。

ポリッシャーで3分磨いた後

素人が新品開封後、数分使用して磨き傷が消えたのでこのコードレスポリッシャーのコスパの良さがおわかり頂けたと思います。

唯一のデメリットはブラシレスモーターではないので動作音が大きいことです。

とは言ってもエアーダブルアクションサンダーに比べると少し音は小さく、コードレスであることと値段を考えると全く気にならないのでデメリットとまでは言えません。

使われているモーターは、一部のマキタなど沢山の電動工具に使われている力強い775モーターなのでトルクがありスピードダイヤル3では、こんなに押さえつけてポリッシャーかけないだろというくらい体重をかけて強く押さえつけても止まりません。

実際の作業では、

ウールバフとコンパウンド3Mハード1では、スピード5

スポンジバフとコンパウンド3Mハード2では、スピード3

が使いやすかったです。

ポリッシャー付属のバッテリーと充電器

バッテリー

バッテリーの持ちは予想以上に悪いので充電環境のない方は複数のバッテリーを用意しておく必要があります。

作業中に充電環境がある方はバッテリー3つあると連続して作業ができます。

バッテリーの保護回路基板

セルと基板の接続ケーブルを確認すると5つの18650バッテリー単セルごとに充放電の電圧、電流監視と短絡保護があるようです。

基板にRTの文字が印刷されている空きのスルーホールがあるので充電制御ICは過熱保護機能はあるようですがNTCサーミスタが付いていないので過熱保護は機能しません。

18650単セルとバッテリー性能

2000mAh5C3.7Vと印字されている18650バッテリー5本が直列接続

電圧は表記で計算すると3.7V×5=18.5Vですが実際テスターで測定したところ充電直後は21Vでした。

容量は直列だと変わらずバッテリー2000mAhですのでバッテリー記載の2AH通り。

充電及び出力電流は5Cなので容量(2000mAh)×5=10A

出力電流が高いとモーターのトルクが上がるので、マキタバッテリーの方がトルクは上がりますが、実際に使用して10Aでも十分なトルクでした。

因みにマキタバッテリーの最大出力電流は公表されていませんが以前分解したBL1860Bのセル印字を見るとUS18650VTC6 C6から計算すると

  • BL186018Vセル10本の6AHは36A
    3000mAh×C6=18A
    18A×2=36A
  • BL183018Vセル5本の3AHは恐らく18A

だと思われます。

また、マキタ純正の18V急速充電器の出力が12Aなので、ポリッシャーに付属のバッテリーの端子を改造してマキタ純正の急速充電器で充電すると発火するでしょう。

充電制御IC

充電制御ICデータシートは見つかりませんでした。 

充電器

出力21V1Aの低電流でゆっくり充電する充電器、ひし形PSEマーク付きの日本仕様です。

AuTiWOZポリッシャーを選んだ理由

探していたのは、家具、車、バイクを磨くDIY用にコードレスでトルクのあるお値打ちなポリッシャーです。

いつもの買い物パターンでAmazonとアリエクを交互に確認してたどり着いたのが、

プロが良く使用しているイタリア産RUPES(ルペス)のフォルムに似たバランスが良く、握りやすそうで私の条件を満たしているが、Amazonポリッシャーランキング圏外の全く知らないメーカーAuTiWOZの格安ポリッシャーでした。

私の経験では、お買い得な商品が見つかるAmazonランキング圏外の中国製品、購入を決意しておりましたが、

今回は駄目もとでメーカーへ製品提供をメールで打診した所、翌日には返信があり、その日の内に当ブログサイトの確認、商品送付先、商品発送までの数回のメールのやり取りの後、翌日には日本国内のAmazon倉庫から発送が完了し、非常に早い対応に恐れ入りました。

製品の提供を受けているので結果として案件となりますが、通常の購入ルーティンで選んだ商品であること、提供依頼は初めて、一般的な1記事の執筆料の相場が3万円であることを考えると商品への忖度が無いことはおわかり頂ける筈です。

保有効果はあるかもしれません。

※保有効果(Endowment effect)とは、人は自分が持っている物を、他人が持っている全く同じ物より価値があると信じます。

安いなりに製品の不備が多い中国製品ですが、購入後もし何かあってもAuTiWOZさんであれば敏速な対応を頂けると思いました。

ポリッシャーの条件と手に入れたAuTiWOZポリッシャーのスペック

  • パッドは、操作性が良く手に入りやすい125mm(5インチ)→5インチ
  • トルクが欲しいのでバッテリーは18V以上→21V
  • マキタバッテリー互換→マキタ互換でバッテリー2個付き
  • ダブルアクション(オービット径は5mm以上)→オービット径9mm
  • 操作性の良いグリップ→グリップ良好
  • 動作中にスピード変更が容易→操作性良好

Amazonで一番人気のある京セラ(リョービ)RSE-1250が偏心量2.5mmなのでオービット径は5mmに対し、AuTiWOZ格安ポリッシャーは9mmと傷消しにかかる時間も削減できそうです。

※オービット径=偏芯量×2

20年以上前に自動車板金工場に勤めていた時は、リョービは外国製の三流品で使えないと言われていましたが、最近ではコスパの良さから国産以外でも支持されるようになっています。

今回紹介したAuTiWOZポリッシャーも外国製ですが、トルクがあるコードレスでバッテリー、充電器、バフ付きでRSE-1250より安くオービット径も大きく素人でも扱いやすいフォルムとDIYでは一押しです。

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