ヘッドホン本体のケーブル断線をはんだで修理した記事です。
この記事ではサウンドハウスさんのCLASSIC PRO ( クラシックプロ )CPH7000BTというBluetoothヘッドホンの断線修理の方法を紹介します。
このヘッドホンはモニターヘッドホンの定番ソニーMDR-CD900STを研究して作られたと言われているだけあって音質が良い上にコスパが高いおススメのヘッドホンです。
音楽リスニング目的なら本家ソニーMDR-CD900STより装着感、低音の再生能力、Bluetoothワイヤレスの点でCPH7000BTが個人的には圧勝です。が、
残念ながらケーブルが弱くて長時間の使用や不注意な取り扱いによって、ケーブルが断線することがあります。
今回は、CPH7000BTを飼い猫ちゃんに噛まれてケーブルが断線し音が出なくなったものをメルカリで購入したので、自分で分解して断線箇所を修理することにしました。
修理は以下の手順を参考に注意深く行ってください。
必要な道具を用意します。断線したケーブルを修理するには、はんだごて、はんだ、ニッパー、カッター、ビニールテープなどが必要です。これらの道具はamazonやホームセンターで購入できます。
ヘッドホン本体のケーブル断線修理
カッターや電工ナイフで一番外側の被覆を剥きます。
外径2㎜のケーブルの中に5本のケーブルが入ってます。
白:BAT+(リチウムイオンポリマー電池3.7V、1150mAh)
黒:BAT-
緑:BAT NTCサーミスタ
赤:R+
銅:R-
ヘッドホンケーブルは細い線一本一本が絶縁されているエナメル線です。
実際にはエナメルではなくポリウレタンのコーティングがしてある銅線のようです。
ポリウレタンのコーティングははんだの熱で剥けるので、コーティングを焼ききることを意識して予備はんだします。
はんだが銅線にのれば大丈夫です。
そのまま接続するとケーブルが短くなるので、適当な撚線を延長するために使ったので撚線にも予備はんだをして接続しました。
接続前に熱収縮チューブを入れておきます。
今回は念のため短絡しないようにダイソーのUVレジンを塗っておきました。
今回は左側5本断線、右側2本断線しておりました。
修理箇所によっては必要に応じてカバーや左右ハウジングを分解する必要があると思いますので分解方法を別の記事で紹介しております。
CLASSIC PRO ( クラシックプロ )CPH7000BTにどんなBluetoothチップ、ヘッドホンアンプ、リチウムイオンバッテリーが使用されているのか気になる方も是非参考にしてください。
以上でCPH7000BTの分解と断線修理の方法を紹介しました。この方法であれば、新しいヘッドホンを買うよりも安く済みますし、音質も変わりません。もし同じようなトラブルに遭ったら、ぜひ試してみてください。
ヘッドホンなんか使い捨てだよ!と言う方は是非サウンドハウスでご購入ください!