スピーカーのトゥイーター(ツィーター)が凹んでいるとどうなるの?
高音域の音圧、周波数帯域、歪み、指向性 などが音質に影響すると思われます。
歳とともに聞きとりにくくなる高音部ですので、年齢により影響に違いがありますが、トゥイーターがへこんだまま折り目が付いて、傷んだり破れてしまったら大変です。
ソフトドーム型トゥイーターは、絹などの繊維に樹脂が塗られているもので、昔から多くのスピーカーのトゥイーターに採用されています。
ソフトドーム型トゥイーターは、特有の音色を持たない非常にコストパフォーマンスのよいトゥイーターです。
そういう理由から安いスピーカーを購入するのであれば、ソフトドーム型トゥイーターを選択しておけばほぼ間違いありません。
そんなソフトドーム型トゥイーターの修正方法です。お困りの方は、参考にしていただければ幸いです。
ソフトドーム型トゥイーター(ツィーター)へこみ修理手順
マスキングテープを写真の様にトゥイーター部に張り付けて引っ張ります。
2回ほど繰り返すと綺麗にへこみを修正することができました。
シリコンオイルを薄く塗布して樹脂が柔らかくなってから、修正すると良いかもしれません。
また、シリコンオイルを塗布したことでマスキングテープが粘着しないときは、シリコンオフで優しく拭き取ってから粘着の弱いマスキングテープを張り付けて引っ張るか、徐々に粘着の強いテープへ変えて修正作業を行いトゥイータにできるだけ負担にならないよう心がけて少しでも良い状態に戻してあげてください。
YAMAHA NS-BP200 詳細
修理に使用したスピーカーは、12cmコーン型ウーファーと3cmソフトドーム型トゥイーター「YAMAHA NS-BP200」です。
「Amazonアウトレット(新品価格9697円➜アウトレット価格7820円)」
「コンディション: 中古品 – 非常に良い – 外装に多少の損傷があります」
という商品を購入してAmazonプライム会員(お急ぎ便)でしたが、埼玉県倉庫から神奈川県到着まで3日間(日曜日23時に注文して次の水曜日の午前中)何度も配送状況を確認しながら、待ちに待っていた商品でした。
開梱した時の状況
- トゥイーター(ツィーター)ソフトドームへこみ
- トゥイーターを保護する厚紙が1枚だけダンボールの底に貼り付いている状態
- 取扱説明書が入っていない
- 本体と付属品の梱包は、破れた袋状の緩衝材にざつに入れられている
- ダンボールは少しへこんでいる程度
Amazonコンディション記載内容と違うことや、返品時または返品後のAmazonでの検品時にザツに扱われたことを考えると、スピーカーがかわいそうになりました。
トゥイーターのへこみは、幸い新品スピーカーだったからか簡単に修復できましたので、評判通りのコストパフォーマンスに優れたスピーカーとして毎日音楽を楽しめております。
ちなみに「YAMAHA NS-BP200」の使用環境はPCスピーカーとして、50〜60cm程の距離で聞いております。
「YAMAHA NS-BP200」はブックシェルフスピーカーとしては奥行287mmと長く、豊かな低音を奏でる深型スタイルのキャビネットですが、さすがに12cmコーンウーファーですので、120Hzでクロスオーバーをかけて、それ以上の低音部は30cmサブウーファーに任せて視聴すると、これ以上のリスニング環境は必要ないと思わせてくれるスピーカーです。
PCスピーカーとして使用しております「YAMAHA NS-BP200」と30cmサブウーファーは、中古のプロ用アンプを静音化して鳴らしております。
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