電池が液漏れしてたから、電池BOX内を清掃して電池を交換したけどバンクマンの電源が入りません。
電池の液漏れは、ケーブルを伝って基板の実装部品を腐食させることもあります。
今回は電池が液漏れして電源が入らないバンクマンを分解修理します。
バンクマン分解
アキシャルヒューズまたは抵抗のようなものが腐食してリード線も断線しております。
兄弟機のバンクマン関西系には0.25Ωの抵抗が付いていましたので同じ値の抵抗だと思います。
0.25Ωの抵抗を持っていなかったので、乾電池逆接続防止用と液漏れ防止に手持ちのダイオードを代用しました。
※下の写真のダイオードはスイッチングダイオード(ツェナーダイオードかもしれません)ですが、ダイオードを入れるにしてもせめて一般整流ダイオードを入れるべきです。
いいかげんですが、動いているのでそのままです。
バンクマンの分解については、前回のバンクマン関西系修理に詳しく記載しておりますので参考にしてください。
バンクマン関西系は貯金箱内部のねじ止めがなかったので
バンクマン草食系は固定ネジが2本多かったです。
電源コネクタの基板側まで、乾電池の液漏れがケーブルを伝って腐食しておりました。
手持ちのPCファンのケーブルが同じXHコネクタだったのでケーブルごと交換しました。
モータープーリーからベルトを外す
写真を撮り忘れました。別記事ですがバンクマン関西系修理で詳細確認できます。
ハンダクラックや腐食しているところを確認し、テスターで抵抗、コンデンサ、ダイオード、トランジスタなどの実装部品を簡単に確認しました。
モーターを動作させるトランジスタ4個のはんだを念のためはんだしました。
モーターの整流子が汚れていると動かなくなるのでついでに清掃しておきました。
写真はモーターを分解してブラシと整流子を清掃後、組み付けているところです。
最後に
バンクマン草食系は、バンクマン関西系に負けず劣らず愛嬌のあるしゃべる貯金箱です。
メインのICが壊れない限りずっと修理して使い続けたいと思います。