セロー250ビードストッパーの取り付け方

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ビードストッパーの取り付け方アイキャッチ
悩んでいる子ねこ

ビードストッパーって幾つ付けたらいいの?取り付け位置ってバルブの対角線上?

ねこ先生

駆動輪(後輪)は2つ、前輪は1つが一般的です。もちろんチューブタイヤのみです。

使用車両:SEROW250 2017年 DG17J

ビードストッパーとは:林道走行などで空気圧を下げて走行する際、タイヤチューブがズレてバルブのところで引きちぎれてパンクしないようにタイヤチューブを抑えておく部品です。メーカーによってはリムロックと呼ばれています。

リムロック
品番:D43-21-014
サイズ:1.40インチ
品番:D43-21-016
サイズ:1.60インチ
セロー250フロント適合サイズ
品番:D43-21-018
サイズ:1.85インチ
品番:D43-21-021
サイズ:2.15インチ
品番:D43-21-025
サイズ:2.50インチ
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目次

ビードストッパー取付位置と数量

※セロー250のリヤタイヤはチューブレスなのでビードストッパーは必要ない。

ビードストッパー取り付け位置

一般的に空気圧を下げて走行する場合、駆動輪(後輪)はタイヤチューブがズレやすいのでビードストッパーを2つ取り付けることが多い、取付位置はタイヤバルブ近くに1つ、そのビードストッパーとバルブの対角線上に1つ取り付ける。

前輪は駆動輪よりズレが起こりにくいのでビードストッパーを1つだけ取り付けけられることが多い、取付位置はタイヤチューブズレを優先するならタイヤバルブ近くに、ホイールバランスを優先させるならタイヤバルブの対角線上に、いずれか1つだけ取り付ける。

タイヤバルブよりビードストッパーの方が重いので、バランスが確実に良くなるわけではありません。

セロー250のフロントタイヤバルブの対角線上にビードストッパーを取り付ける場合、タイヤバルブの対角線位置にスポークがあるのでリムの溶接カ所では無い方に穴を開けて取り付けるのが無難です。

この記事に使用したセロー250のビードストッパー取付前の状態

チューブがズレている

フロントタイヤ:IRC TR-011 TOURIST 2.75-21インチ 45P WT

新車購入してすぐにバルブナットを外してオレンジのエアバルブマッドガードを付けておりましたがビードストッパーは取り付けておりませんでした。

山でのフロントタイヤ(ツーリスト)の空気圧は、タイヤゲージを持って行く事を忘れることが多くかなりいい加減で0.5程度に下げたつもりが0.2Kgf/㎠だったりすることもザラです。

それでもタイヤチューブが写真の通りズレてもパンクしたことはありません。

しかし、タイヤチューブのズレを直すのにタイヤを外して戻すのは面倒なのでビードストッパーを取り付けることにしました。

空気圧を下げて走行すると必ずタイヤチューブがズレますのでビードストッパーを取り付けないとしてもタイヤのバルブナットを緩めるか取り外しておきます。バルブナットを外してエアバルブマッドガードを付けておくとタイヤ内部に砂や泥が入らずタイヤチューブのズレにも最大限対応できます。

それでは、作業を紹介して参ります。

手順

フロントアクスルボルトは右側から差してあります。

分解手順

手順
バイクスタンドに載せる。
オフロードスタンドに乗せる

エア(電動)インパクト工具がない場合は、スタンドに乗せる前に締め付けトルクの高いフロントアクスルナットを緩めておく必要があります。

この記事で使用したバイクスタンドはダートフリークUNITのUN-A2110です。

低価格でフルサイズモトクロッサーに対応した高さ420mmと重たいトレールバイクを載せるにはサイドスタンドにアテギをかませないと上がらないので、トレール用のリフトスタンドの方が楽で安全です。

手順
フロントホイールを取り外す。
フロントホイルを取り外す

フロントアクスルボルトを抜いてフロントホイルを取り外す。

使用レンチサイズ

  • フロントアクスルボルト17㎜
  • フロントアクスルナット19㎜
    締め付けトルク85Nm(8.5㎏・m)
手順
タイヤとチューブを取り外す。
タイヤを外す
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手順
リムに8mmの穴を開ける。
リムに8㎜の穴を開ける
手順
ビードストッパーを取り付ける。
ディーアールシー(Drc)
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手順
タイヤを組んで空気を入れる。
タイヤを組んで空気を入れる

タイヤバルブのネジ山が潰れてバルブナットで固定できなかったのでバイスプライヤでバルブチューブを固定して空気を入れています。

手順
グリスを入れ替えてフロントホイールを組む。

フロントホイルアクスルボルト、カラー、オイルシール、ホイールベアリング、スペーサーにグリスを塗る。

ついでにフロントホイールアクスルボルトを締め付けたらフロントホイールのガタを確認しておくと安心です。

グリスについてはこちらの記事で解説しておりますので参考にしてください。

最後に

リムロック10カ月後の状態

DRCリムロック取り付けから10カ月後の状態です。ステンレスボルトでサビにくい商品ですが青空駐車ではサビても仕方ないのかもしれません。

タイヤチューブのズレに関しては以前よりズレにくくなりましたが、ズレる時はズレます。

タイヤチューブがズレてもビートストッパー取り付け前よりタイヤチューブとリムの間の抵抗が増しているのは確かなのでパンクに対する安心感はあります。

最後に愛車セローのちょっとしたメンテナンススペースや盗難防止にお困りの方にできるだけご近所のレンタル倉庫が見つかるよう2つのレンタル倉庫検索サイトのリンクバナーを貼っておきますのでご利用ください。

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