【DIY】雇い実で木をキレイにつなぐ

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DIY雇いざね(やといざね)接合のアイキャッチ。30mm厚パイン集成材をトリマーで12mm幅×255mm長×深さ11mmのメスザネ溝を加工し、12mm合板端材の雇いざね(20×250mm)を木工ボンドで圧着接合。ビスケットジョイントより安価・木ダボより強度が高いDIY向け板接ぎ技法

木をつなぐ方法を下に挙げてみたが、結論から言うと、トリマーを持っていてDIY程度であれば、『雇い実(ざね)』が強度があり正確です。

トリマーを持っていない方も、あると作業の幅が増えますので、購入を考えても良いかもしれません。

頻繁に行うのであればビスケットジョイントカッターでの作業が早くて正確ではあります。ただ、この作業にしか使えない工具ですし、予算と工具の置き場所も確保しなければならないので、一般的には難しいと思います。

目次

板を接ぐ6つの方法

雇い実

強度があり、難易度が低い、トリマーがあれば、さねを端材で作って正確に接ぐ事ができる。

ほぞ組

強度はあるが、難易度が高い。また正確な寸法で作るのが難しい。

ビスケットジョイント

強度があり、難易度は低いが、専用工具の値段が高い。ジョイントは専用の物が必要。

木ダボ

知らない人は、ほとんどいない程一般的だが、専用工具を使ってもズレる。難易度が高い割に強度も低い。

ビス

見た目が悪い

金具

見た目は良い物もあるが、ちょうど良い物を探すのが面倒。

雇い実

30mm厚の集成材でL字型の机を製作するのに、雇い実を使ってつなぐ方法を紹介します。

メイン机(幅500mm)に、サブ机(幅380mm)をつなぎます。

雇いざねの製作

12mm合板の端材を、丸ノコで20×250mmにカット。これをジョイントとして使います。

DIY雇いざね製作の材料・12mm合板の端材。丸ノコで20×250mmにカットしてジョイント(雇いざね本体)として使用する。わざわざ購入しなくても手元の端材で代用できる低コストな板接ぎ工法。30mm厚集成材の溝深さ片側11mmに対して12mm厚合板がほぼぴったり対応
DIY雇いざね本体・12mm合板端材を丸ノコで20×250mmにカットした完成品。このジョイント材をメイン机(500mm幅)とサブ机(380mm幅)のメスザネ溝に挟んで木工ボンドで接合する。深さ片側11mm・長さ255mmの溝にぴったり収まるサイズに加工

机をトリマーで加工

6mmのトリマービットしか持っていないので、板1枚に2列削ります。

穴の深さや長さは少し長い方が作業が楽です。雇い実が20×250mmなので深さは片側11mm長さは255mmでもOKです。12mm幅は正確でないと段差ができます。

ですので、高さを同じにするため順番が大事になります。

トリマーガイドをずらす前に両方の板にメスザネをいれます。これはどちらが先でも構いません。

①メイン机1回目、サブ机1回目➜②トリマーガイドを6mmずらして➜③メイン机2回目、サブ机2回目

DIY雇いざね加工・30mm厚パイン集成材のメイン机(幅500mm)にトリマーでメスザネ溝を加工する前の準備段階。6mmトリマービットで2列削り合計12mm幅の溝を作る手順。トリマーガイドをずらす前に必ず両方の板(メイン・サブ)に1回目の溝を入れることが高さ精度の鍵
STEP
メイン机1回目、サブ机1回目 (順不同)

必ず、トリマーガイドをずらす前に両方の板にメスザネをいれます。これはどちらが先でも構いません。

STEP
トリマーガイドを6mmずらして
STEP
メイン机2回目、サブ机2回目 (順不同)

メスザネの加工が終わったら切り口をのみなどで綺麗にしておきます。

接着(圧着)

接着

雇い実を入れてみて、少しキツい時はジョイントの方の角をハンマーで叩き、木殺して入り安くしておきます。

DIY雇いざね接合・20×250mmの雇いざね(12mm合板)をメスザネ溝に差し込んでフィット感を確認している工程。少しきつい場合はジョイントの角をハンマーで叩いて「木殺し」(木繊維を潰して圧縮)してから入れやすくする。無理に押し込むと溝が割れるため木殺しが有効

メスザネ部と、作っておいた雇い実20×250mmに木工用ボンドや Titebond を塗って接着します。
※Titebondは、乾燥後ペーパーなどで削る事ができます。

DIY雇いざね接合・メスザネ溝と雇いざね(20×250mm)の両面に木工用ボンドまたはTitebond(タイトボンド)を塗布する工程の図解。Titebondは乾燥後にペーパーで削れる木工用接着剤。溝の内側と雇いざね両面に均一に塗ることで接着強度が最大化する

圧着

DIY雇いざね接合・ボンド塗布後に両板をクランプで締め付けて圧着している工程。接着中に板面が結構ずれるためクランプ併用が必須。クランプを複数本使って均等に締め付けることで接合面が平らに仕上がる。ボンド硬化まで動かさずに保持する

クランプ

接着中に面が結構ズレますので、クランプも併用する事をお勧めします。

棚上段 雇い実部
DIY雇いざね(やといざね)接合のアイキャッチ。30mm厚パイン集成材をトリマーで12mm幅×255mm長×深さ11mmのメスザネ溝を加工し、12mm合板端材の雇いざね(20×250mm)を木工ボンドで圧着接合。ビスケットジョイントより安価・木ダボより強度が高いDIY向け板接ぎ技法

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