【100均で解決】オカムラ コンテッサの肘パッドを数百円で修理!互換性や交換方法も徹底解説

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オカムラ コンテッサの加水分解でベタベタ・ボロボロになった肘パッド(モデル1・品番G92040X/G92041X)をダイソー合皮はぎれ+コニシボンドG10Zで数百円の材料費でDIY修理した完成状態。純正品左右セット約1万円の代替として100均で解決した修理方法の解説記事アイキャッチ
悩んでいる子ねこ

オカムラ コンテッサの肘パッドが加水分解してボロボロ…部品交換したいけれど、純正品は左右セットで約1万円もするのか…

ねこ先生

そんなお悩みをお持ちの方に朗報です。 実は、100円ショップの合皮を使用することで、格安かつ純正品以上に風合い良く修理することが可能です!

この記事では、以下の3点を中心に解説します。

  1. コンテッサ 肘パッド(アームレスト)2種類の互換性と見分け方
  2. 100均合皮を使った「モデル1」の激安修理手順
  3. 絶対に壊さないための正しい取り外し方

純正品の交換を検討されている方も、取り外し方の参考にぜひご覧ください。


目次

1. 【重要】肘パッド2種類の互換と判別方法

コンテッサの肘パッドには2つのモデルが存在します。これらに互換性はありませんので、部品を購入・修理する際は必ず確認しましょう。

※注意

  • モデル1とモデル2に互換性はありません。
  • 総革張りチェア用のパッドも存在しますが、品番は不明です。

判別方法:裏面の色を確認!

モデル裏面の色右肘品番左肘品番カラー展開
モデル1黒色G92040XG92041XG721 ネオブラック
G751 ネオグレー
モデル2白色A14499XA14500XG721 ネオブラック
G751 ネオグレー

今回は、**「モデル1(裏面が黒色のタイプ)」**の修理を行います。

モデル1(裏面が黒色のタイプ)

モデル2(裏面が白色のタイプ)


2. 修理に必要な材料と工具

修理にかかる費用は、工具を除けば数百円〜千円程度です。

材料

  • 合皮はぎれ
    • 今回はダイソー製を使用。
    • Tip: 後日確認したところ、セリアの合皮の方がコンテッサ純正(ヘッドレスト等)の革のシボ感(模様)に近く、馴染みが良さそうでした。(※接着可否は未確認)
  • 接着剤:コニシボンド G10Z(速乾強力ボンド)
    • パッドと合皮の接着に使用。
  • 補修材:セメダイン EP001N
    • パッドの欠け埋め(パテ代わり)に使用。硬化後も弾力がありおすすめです。
コニシ(Konishi)
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オカムラ コンテッサ肘パッドDIY修理に使用した材料一覧。ダイソー合皮はぎれ(セリア合皮はコンテッサ純正のシボ感に近くより推奨)・コニシボンドG10Z(速乾強力ゴム系接着剤)・セメダインEP001N(欠け補修パテ代わり・硬化後も弾力あり)

工具

  • プラスドライバー(No.2)
  • ヘラ(接着剤伸ばし用)
  • ニトリル手袋(指で接着剤を塗る場合に便利)
  • サンドペーパー(やすり)
  • ゴムハンマー または ローラー(圧着用)
  • 脱脂洗浄剤(シリコンオフ、無水エタノール、シンナー等)
  • ウエス(不要な布、ショップタオル等)

3. コンテッサ 肘パッド修理手順【完全ガイド】

それでは、実際に作業していきます。

STEP 1:肘パッドの取り外し

ここが一番の注意点です!

裏面のビス2本をプラスドライバーで外した後、パッドを**「後ろにスライドさせて」**取り外します。

Warning

スライドさせずに無理に持ち上げると、内部の爪(フック)が折れてしまいます。必ず水平にスライドさせてください。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP1・裏面のビス2本をプラスドライバーで外し後ろにスライドさせて肘パッドを正しく取り外した状態。無理に持ち上げると内部の爪(フック)が折れるため必ず水平スライドで取り外すことが重要

STEP 2:パテ埋めと整形

ウエスにシリコンオフを含ませ、パッド全体を脱脂します。

パッドに欠けや崩れがある場合は、「セメダイン EP001N」をパテ代わりに盛り付けます。乾燥後、サンドペーパーで削り、平滑に整えます。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP2・シリコンオフで脱脂後にセメダインEP001Nをパテ代わりに欠け・崩れ部分に盛り付け乾燥後にヤスリで削り平滑に整形している作業。接着剤の密着性を高めるための下地処理

STEP 3:接着面の清掃

肘パッド本体と、貼り付ける合皮の裏面、両方をシリコンオフでしっかり脱脂します。油分が残っていると剥がれの原因になります。

STEP 4:接着剤の塗布

パッド側、合皮側の両方にボンド(G10Z)を塗布します。

ヘラや手(手袋着用)を使って、薄く均一に伸ばしてください。ムラがないほど仕上がりが美しくなります。

Note: 合皮の種類によっては、接着剤の影響で裏地が溶けたり表面が縮れることがありますが、伸ばしながら貼れば目立たなくなります。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP4・肘パッド本体と合皮はぎれの裏面(両面)にコニシボンドG10Zをヘラで薄く均一に塗布している作業。ムラなく均一に伸ばすほど仕上がりが美しく剥がれにくくなる
コニシボンドG10Zを塗布した合皮はぎれ(ダイソー製)に生じた接着剤による縮れ・シワの状態。合皮の種類によっては接着剤の影響で裏地が溶けたり表面が縮れることがあるが貼り合わせ時に伸ばしながら貼ると目立たなくなる
接着剤による合皮縮れ

STEP 5:乾燥(オープンタイム)

塗布後、すぐには貼り合わせません。

指で触っても接着剤が指に付かなくなるまで、約20分ほど乾燥させます。これが強力に接着するコツです。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP5・コニシボンドG10Zを両面塗布後20分乾燥させて指に付かない状態(オープンタイム完了)になった肘パッドと合皮はぎれ。この状態で貼り合わせることが強力接着のコツ

STEP 6:貼り合わせと圧着

合皮を引っ張りながらシワにならないようにパッドに貼り付けます。

貼り合わせたら、ゴムハンマーで叩くか、ローラーを使って強く圧着します。

※強く圧着するほど剥がれにくくなりますが、パッド本体を壊さないよう力加減に注意してください。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP6・オープンタイム完了後に合皮はぎれをシワが入らないよう引っ張りながら肘パッドに貼り合わせている作業。貼り合わせ後はゴムハンマーで叩くかローラーで強く圧着する

STEP 7:仕上げ・取り付け

余分な合皮をハサミでカットし、形を整えます。

最後に、取り外しと逆の手順(スライドしてはめ込み、ビス止め)でコンテッサに取り付ければ完成です!

乾燥が進むと、表面の凹凸も馴染んで目立たなくなりました。

オカムラ コンテッサ肘パッド修理STEP7・貼り合わせ後に肘パッド外周からはみ出した余分な合皮はぎれをハサミでカットして形を整えている仕上げ作業。この後コンテッサ本体に取り付けて修理完成
オカムラ コンテッサに合皮はぎれを貼り付けた修理済み肘パッドをスライドしてはめ込みビス止めして取り付け完成した状態。材料費数百円のダイソー合皮で純正品(左右セット約1万円)以上の風合いに仕上がり乾燥後は凹凸も馴染んで目立たなくなる

おわりに:修理を終えて

加水分解でベタベタだった肘パッドが、見違えるほど綺麗になりました。新品パーツを買うと約1万円ですが、手間を少しかければ格安で愛着のある仕上がりになります。ぜひ挑戦してみてください。

肘パッド修理(合皮張り替え)・座面ウレタン15mm増し張り修理を完了したオカムラ コンテッサの全景。ラクマで約2万円で購入したボロボロの中古品が見違えるほど綺麗に復活した状態

(余談)この椅子との出会い

実はこのコンテッサ、フリマアプリで購入したものです。

「直接引き取りなら送料分値引き」とのことで車で伺ったのですが、出品者の学生さんがとても丁寧な方でした。「遠い所までわざわざありがとうございます」と、なんと!菓子折りまで頂いたのです。

帰りの車中、人の温かさに包まれながら運転していたのですが……しばらくすると車内が猛烈に臭い。

犯人は、積んだばかりの椅子でした。魚のような生臭いニオイ!

その後、事情によりこの椅子を積んだまま1週間ほど車中泊生活をしたため、私はしばらくの間、海鮮市場のような香りに包まれて過ごすことになりました(笑)。

そんなボロボロだったコンテッサも、カバーの洗濯と座面のウレタンを交換することで立派に復活しました。その記事が👇同じように修理を考えている方の参考になれば嬉しいです。

👇この修理プロジェクトの全貌はこちら ジャンク品のコンテッサをDIYで完全復活させた全記録をまとめました。 [[完全保存版] コンテッサ再生プロジェクトまとめ記事へ]

👇修理もいいけど、最新モデルも気になる方はこちら

オカムラ コンテッサの加水分解でベタベタ・ボロボロになった肘パッド(モデル1・品番G92040X/G92041X)をダイソー合皮はぎれ+コニシボンドG10Zで数百円の材料費でDIY修理した完成状態。純正品左右セット約1万円の代替として100均で解決した修理方法の解説記事アイキャッチ

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