プロローグ:2万円で買ったコンテッサは「ジャンク品」だった
- 高級チェアの代名詞「オカムラ コンテッサ」をラクマで19,900円で購入。
- 購入したのは、肘はボロボロ、カバーを外すと座面は崩壊、そして車内が充満するほどの「生臭いニオイ」を放つ椅子。
- 「諦めて捨てるか、自分で直すか?」……。ここから、素人によるコンテッサ再生プロジェクトが始まりました。このページは、その全ての修理工程をまとめたインデックス(目次)です。

【Part 1】見た目と衛生面を直す(肘・背中)
まずは不快な「ベタつき」と「ニオイ」の除去からスタートしました。
① 肘パッド(アームレスト)の格安修理
純正部品を買うと左右で約1万円。高すぎます。 そこで、100円ショップの「合皮」と「パテ」を使って修理しました。見た目は純正風、肌触りはそれ以上の仕上がりです。
- 難易度: ★★☆☆☆
- 費用: 数百円
- ポイント: モデル1・2の見分け方と、合皮の貼り付けテクニック。
👇[詳細記事を読む:肘パッドを100均合皮で修理する手順]

② 背メッシュの分解・丸洗い
ファブリーズや香水では消えなかった「あの生臭さ」。 思い切って背もたれをフレームごと分解し、お風呂場(代わりの衣装ケース)でジャブジャブ丸洗いしました。
- 難易度: ★★★☆☆
- 効果: 絶大(完全無臭化)
- ポイント: 洗浄には「セスキ炭酸ソーダ」が最強。
👇 [詳細記事を読む:背メッシュの分解洗浄と1年使用レビュー]

【Part 2】座り心地を劇的に変える(座面)
次は、座るとお尻が痛くなる「死んだクッション」の復活です。
③ 座面ウレタンの増強修理
ただ直すだけでは面白くないので、ホームセンターで買った「厚さ15mmのウレタンシート」を追加で張り込みました。 これにより、底付き感が消え、現行モデル「コンテッサ セコンダ」を超える極上の座り心地を手に入れました。
- 難易度: ★★★☆☆
- 費用: 約2,000円
- ポイント: 強力ボンド「G10Z」を使った圧着方法。
👇 [詳細記事を読む:崩壊した座面をウレタン増し張りで復活させる]

【Part 3】機能を完全回復させる(メカニック)
座面の高さ調整ができない致命的な不具合も、自力で直せます。
④ 座面昇降ワイヤーの自作修理
レバーがスカスカな原因は「ワイヤー切れ」。 特殊な純正ワイヤーの代わりに、ホームセンターの「ステンレスワイヤー」と、なんと模型用の**「タミヤパテ」**を使って修理しました。
- 難易度: ★★★★☆
- 費用: 数百円
- ポイント: ワイヤー先端の「タイコ(玉)」をパテで成形する裏技。
👇 [詳細記事を読む:切れた昇降ワイヤーをタミヤパテで自作修理]

【番外編】やってはいけない失敗(互換性検証)
「どうせ直すなら、最新の『セコンダ』の座面が付くんじゃないか?」 そんな淡い期待を抱いて、実際にセコンダの座面を購入して試してみました。
⑤ 初代に「セコンダの座面」は付くのか?
結論から言うと、付きません(互換性なし)。 数万円をドブに捨てないために、なぜ付かないのか、どこが違うのかを画像付きで解説しています。私の屍を越えていってください。
👇 [詳細記事を読む:【人柱検証】初代とセコンダの座面互換性を徹底比較]

【重要】失敗しないための「三種の神器(工具・材料)」
今回の修理を通じて、「これだけは絶対にケチってはいけない」と痛感したツールを紹介します。
| カテゴリ | おすすめアイテム | 理由 |
| 工具 | Wera Hex-Plus(六角レンチ) | ネジを舐めたら即終了。高級チェアには必須の精度。 |
| 接着剤 | コニシボンド G10Z | DIYの域を超えた接着力。座面と合皮にはこれ一択。 |
| 洗浄 | セスキ炭酸ソーダ | 加水分解のベタつきや、特有のニオイを分解する救世主。 |
- 「これだけは揃えておけ!」修理セット
結末:5年以上使い続けた今の感想
- 修理から5年以上。今では毎日コンテッサで快適に作業しています。
- 10箇所の調整機能をフル活用でき、長時間のデスクワークでも腰痛知らず。
- 「自分で手をかけて直した」という愛着が、どんな新品よりも高い満足感を与えてくれます。
- コンテッサを気に入りすぎて夏用に座面がメッシュタイプを1脚追加購入しました。

5. コンテッサ再生に挑戦するあなたへ
「中古のコンテッサを安く買ったけど、汚くて困っている」「愛着のある椅子を長く使いたい」。そんな方の参考になれば幸いです。
高級チェアのポテンシャルは凄まじいです。ボロボロのジャンク品でも、正しい手順と少しの道具があれば、最高の相棒に蘇ります!
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