【DIY】軒天ベニヤ張り替えとケイカル板重ね張り手順

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45年木造2階建て実家の軒天カラーベニヤ(3mm)が何カ所も剥がれているDIY修理前のビフォー状態。東面軒天の塗装チョーキングと表面剥離が顕著。ケイカル板(6mm)張り替え・重ね張りによる修理前の劣化状況

実家2階 軒天カラーベニヤ(3mm)の表面が、何カ所も剥がれているので、ケイカル板(6mm)で張り替えました。

カラーベニヤにカビや害虫、腐食のない所は、ケイカル板を重ね張りしました。

ケイカル板(けい酸カルシウム板)とは、主原料をけい酸質、石灰質、繊維及び混和材料とした不燃建材製品です。

ケイカル板のメリット(ベニヤ板と比較)
耐久性、耐火性、耐水性に優れている。

ケイカル板のデメリット(ベニヤ板と比較)
割れやすく、反らすと割れてしまうので施工面ではベニヤ板に劣る。
もともとベニヤで施工されているお宅で、棟木や母屋の間に施工しなければならない時には、寸法通りの施工が難しい。

木造住宅の屋根各部の名称を示した図解。棟木・母屋(もや)・垂木・軒桁・軒天(のきてん)・軒・鼻隠しなどの部位名称と位置関係を説明。ケイカル板を棟木と母屋の間に施工する際の寸法取りに必要な知識

軒天修理は、2階建て以上の住宅になると足場が必要になりますし、ケイカル板は軒天に使用する場合必ず塗装が必要になりますので、手間やコスト面から同時に外壁塗装を行うのが一般的です。

軒天修理の後、外壁塗装で使用した足場・材料・工具・靴など全ての費用の詳細はこちらです➜外壁塗装DIY費用はいくら? 足場代・材料・工具・作業着、靴の値段

目次

足場

西側足場

当初、西側の足場も、自力で単管パイプを組む予定でおりましたが、ホームセンターでの足場材の見積りが11万円と高額でしたので、地元福岡の足場屋さんにお願いしました。

その結果、工期短縮、安全性の向上、工事後の足場材保管場所が必要ないと、良いことずくめでした。

足場施工面積から割り出す足場代など詳細はこちらです➜足場を個人でレンタルした価格と使用レビュー

45年木造2階建て実家の西面に地元足場業者が設置したくさび緊結式足場。施工面積43.5㎡・費用77,000円(税込)。単管パイプの自力組み立て見積もり11万円より安くDIY軒天ケイカル板全面張り替えに対応できる安全な高所作業環境
レンタル期間は10日間、くさび緊結式足場一式
77,000円(税込)株式会社トーケン
(価格は2021年10月6日請求時の情報です)

東側足場

実家東側と北側は、足場代を抑えるため、瓦への固定具を工夫し、手持ちのハシゴ2つで作業を行いました。

詳細は別記事で紹介しておりますので、下記リンクよりご覧ください。

多機能はしごパターン2
多機能はしごパターン1

北側はしご

北側はしご

実家南側は来年自分で減築予定ですので今回作業は行いませんでした。

材料

ケイカル板 6×3尺 厚み6mm

1,027円×4枚=4,108円(税込)GoodDay
(価格は2021年9月30日確認時の情報です)

杉角材 15×15×1980

軒天ケイカル板固定用の杉角材(15×15×1980mm)の実物写真。1本167円×15本=2,505円(GoodDay・税込)。ケイカル板を棟木・母屋に固定する際の胴縁として使用。取り付け前に防腐塗装を施してから現場で切り出す

167円×15本=2,505円(税込)GoodDay
(価格は2021年9月30日確認時の情報です)

コーススレッド ステンレス

3.3×30 440本入り

1,408円(税込)GoodDay
(価格は2021年9月30日確認時の情報です)

3.3×45 140本入り

657円(税込)GoodDay
(価格は2021年9月30日確認時の情報です)

塗料

軒天ケイカル板塗装に使用した材料・工具の実物写真。カンペハピオ水性カチオンシーラー乳白色4L(下塗り)・カンペハピオ水性シリコン多用途白3.2L(上塗り)・変成シリコン・刷毛・ローラー・バケツなど。外壁塗装共用材料も含む

カチオンシーラー、カンペハピオ水性シリコン塗料白、刷毛、ローラー、バケツ、変性シリコンなど。
写真は、外壁塗装に使用した物も含んでおります。

工具

軒天修理DIYに使用した工具一覧の実物写真。高儀EARTH MAN丸ノコCS-100TA(165mm)・差し金・スケール・定規・インパクトドライバー・釘抜・プライヤー・多機能はしご・白幡瓦資材止G-6・いらかくんHL-36・藤井電工安全帯・登山用ロープ30m・スリング120cm/60cm・カラビナ・腰袋

丸ノコ、定規、スケール、差し金、インパクトドライバー、釘抜、プライヤー、はしご、瓦資材どめ金具、いらかくん、安全帯、登山用ロープ30m、スリング(120cm、60cm)、カラビナ、ワイヤー、腰袋など

手順

軒天の撤去、状態確認

軒天撤去
軒天カラーベニヤ(3mm)撤去後の棟木・母屋の下地状態確認。カビ・害虫・腐食がない箇所はケイカル板を重ね張り、傷みが激しい箇所は完全張り替えと判断する基準となる状態確認写真。チョーキングした塗装面も確認
軒天カラーベニヤが剥がれていない所も、塗装はチョーキングし状態は悪い

軒天の寸法取り

一番長い所で9600mm。幅は310~325mm。

軒天一枚の寸法は、統一されておらず、幅が10mmほど違う所もある。

軒天ケイカル板加工のための寸法取り作業。スケール・差し金で最長9,600mm・幅310〜325mm(1枚ごとに最大10mm差あり)を実測。棟木と母屋の間への施工のため寸法より5mm小さくカットする必要があり個別寸法管理が必要

ケイカル板の加工

ケイカル板6×3尺のまま、カチオンシーラーで下塗り後、水性シリコン塗料白をローラーで塗装。

塗装済みケイカル版を、寸法より5mm程小さく、丸ノコでカット。

※少しだけ大きいからと叩き入れると割れます。

軒天用ケイカル板(6×3尺・厚み6mm)にカンペハピオ水性カチオンシーラー乳白色をローラーで下塗りしている工程。取り付け前に6×3尺のまま平地で塗装することで高所での塗装作業を減らす効率的な工程順。しっかり攪拌して薄めず使用
カチオンシーラー下塗り後のケイカル板にカンペハピオ水性シリコン多用途(白)をローラーで上塗りしている工程。取り付け前の地上での塗装によって高所での作業時間を大幅短縮。塗装後に寸法より5mm小さく丸ノコでカット
軒天ケイカル板固定用の杉角材(1980×15×15mm)を現場でカットする前に地上でカチオンシーラーと水性シリコン塗料で防腐塗装している工程。ケイカル板と同様に取り付け前に塗装することで高所作業の負担を軽減。塗装済みで切り出し後に現場固定
杉角材も切り出す前にケイカル版同様に塗装

ケイカル板取付

塗装済みのケイカル板を3×30のコースレッドで仮り止め。

高所にて常に上を向いての作業ですので疲れます。安全を考慮した足場が必須です。

塗装済みケイカル板(6mm)を軒天に3×30mmコーススレッドで仮止めしている高所作業。棟木・母屋の間に正確にはめ込む工程。常に上を向いての作業のため安全を考慮した足場が必須。この後に塗装済み杉角材で本固定する手順

軒下に小さいチップソーを持って行き、切り出した塗装済みの15mm杉角材で固定。

高儀EARTH MANチップソー切断機CS-100TA(165mm)で軒下に持ち込んで塗装済み杉角材(15×15mm)を現場寸法に合わせて切り出している工程。軒天の幅が1枚ごとに異なるため個別寸法で切り出しが必要。切断機を高所に持ち込む作業
軒天ケイカル板(6mm)を塗装済み杉角材(15×15mm)にコーススレッド(ステンレス3.3×30mm・3.3×45mm)で本固定した完成状態。ケイカル板の割れ防止のため5mm小さくカットして施工した適切な隙間管理。変成シリコンシーリング前の状態

塗装

取付後、継ぎ目や隙間を変性シリコンでコーキングを行い、外壁塗装と一緒にもう一度白で塗装。

軒天ケイカル板取り付け後の継ぎ目・隙間・コーススレッド頭部に変成シリコン(白)でコーキング処理している工程。雨水浸入防止と仕上がり品質向上のためのシーリング。この後に外壁塗装と同時にもう一度白で上塗りして仕上げる
軒天ケイカル板シーリング後にカンペハピオ水性シリコン多用途(白)で外壁塗装と同時に上塗り仕上げしている工程。ケイカル板・軒・棟木・母屋・モルタル外壁を一括塗装。足場を最大活用する効率的な同時施工

ビフォーアフター

ビフォー

アフター

東面は、DIY足場で作業可能なことを考慮して、写真左端の2カ所は、すぐに交換が必要な状態ではありませんでしたので、塗装のみ施しております。

西側は、軒天修理となるとDIY足場では不可能です。

今回、くさび緊結式足場を組んでもらったので、全てケイカル板を重ね張りしております。

軒天修理DIYのアフター・東西面完成状態。ケイカル板(6mm)重ね張り・コーススレッド固定・変成シリコンシーリング・カンペハピオ水性シリコン多用途(白)塗装後の仕上がり。左端2カ所は塗装のみで対応し費用を抑えた合理的なDIY判断

やっぱり個人で足場をレンタルしての軒天修理はやめておこうという方や足場を組むなら軒天修理と一緒に外壁塗装も業者にお願いしたらトータルでどれくらいの価格になるのか気になる方は、助成金がわかる地元塗装業者紹介サイトのリンクを貼っておきますのでご利用ください。

無料お見積はこちら→優良塗装業者への一括見積もりなら【プロヌリ】または、 「ヌリカエ」

45年木造2階建て実家の軒天カラーベニヤ(3mm)が何カ所も剥がれているDIY修理前のビフォー状態。東面軒天の塗装チョーキングと表面剥離が顕著。ケイカル板(6mm)張り替え・重ね張りによる修理前の劣化状況

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