キシラデコールとナフタデコールどこが違うの?
ナフタデコールは、ほぼ半額ですが、品質は同じようです。
※防虫防腐剤用はけ 平 100mmで塗ると作業効率あがります!
実家修理も終盤、軒天の修理、軒下とモルタル外壁塗装を終え、実家の顔でもある焼杉板の塗装を行います。
軒天修理の詳細はこちらです➜【DIY】軒天ベニヤ張り替えとケイカル板重ね張り
モルタル外壁塗装の詳細はこちらです➜【DIY】自分で家の外壁塗装 軒下とモルタル編
反りや痛みがあるので、張り替えも考えましたが、新築から8年の神奈川にある我が家が、外壁のシーリング材が割れているなど手入れが必要になってきたことを考えると、
新しく張り替えたところで10年経たずに傷んで手入れが必要になる事を考えたら、傷んだ焼杉板を洗浄、塗装、コーススレッドにて増しどめして延命を試みます。
そもそも、木の特性を活かせる浸透性塗料を塗るつもりでおりますので、浸透性塗料は、長くても5年ほどでメンテナンスが必要です。
次回、実家の焼杉板部だけの塗装なら足場を頼まなくても何とかなるとの思いも考慮して決断しました。
個人で足場をレンタルしようと考えるDIY意識の高い方は、外壁塗装とトータルで塗装業者にお願いしたらどれくらいの価格になるのか気になると思いますので、助成金がわかる地元塗装業者紹介サイトのリンクを貼っておきますのでご利用ください。
無料お見積はこちら→優良塗装業者への一括見積もりなら【プロヌリ】または、 「ヌリカエ」
材料
コーススレッド440本(3.3×30)、コーススレッド140本(3.3×45)、塗料、灯油ポンプ、塗料バケツ、はけ(防虫・防腐剤用平100mm)、ニトリルゴム手袋、マスキングテープ、養生テープ、養生マット、ポリマスカー、新聞紙、変成シリコンシーラー(黒)、ショップタオル、ウエスなど
工具
電動インパクトドライバー、皮スキ、ワイヤーブラシ、高圧洗浄機(ホース自作)、多機能はしご、安全帯、腰袋、ロープ、カラビナ、作業靴(親方、寅さん)など
手順
焼杉板の状態確認
焼杉板の反りがひどいので、この状態で釘がきいていない所を、コーススレッドでとめると杉板が割れてとめられなくなりそうです。
「晴れた日は反りがひどく、雨の日は反りが落ち着く」という母の情報からヒントを得て、
連日30℃を超える気温になることや、高圧洗浄機の水の使用量は思いのほか少ないことを考慮すると、
洗浄後より浸透性塗料の塗装後の方が杉板に柔軟性がある様に思えましたので、
焼杉板のコーススレッドでの増し止めは、塗装後に行うことにしました。
また、どれくらい反りが抑えられるかも分からないので、シーリングは、コーススレッドでの増し止め後に行い、作業カ所を補修塗装することにしました。
足場設置
東面の焼杉板塗装では、足場の必要はありませんでしたが、西面は足場業者へ依頼しました。
足場施工面積から割り出す足場代など詳細はこちらです➜足場を個人でレンタルした価格と使用レビュー
高圧洗浄(アイリスオーヤマFBN-301)
焼杉板の状態が悪いこともあり、家庭用の高圧洗浄機での洗浄だけで、板の柔らかい部分(夏目)は良く削れます。
洗浄だけで下地調整やヤスリなどのアシズケをしても、しなくても、焼杉板の表面は、塗料のノリは変わらない状態に見えます。
洗浄後にはっきりとムラができましたが、塗装後、遠目にはあまり目立ちませんでした。
マスキング
写真の3カ所をマスキング。
上塗り(ナフタデコール)
塗料は、シャパシャパで塗料バケツにうつす際、かなりこぼれました。
2回目からは灯油ポンプで移すことで事なきを得ました。
ハケにたっぷりナフタデコールを吸い込ませて焼杉板に塗っても、ぐんぐん吸い込みます。
焼杉板の増しどめ
西面は反りがひどかったのですべての板に4列コーススレッドで増しどめしました。
東面は反りが少なかったので、反っている所だけ増しどめしました。
シーリング
コーススレッドの増しどめで板が割れた所はシーリングしております。
最後にコーススレッド増しどめ部とシーリング部を補修塗装しました。
あとしまつ
ナフタデコールは油性塗料ですので、ペイント薄め液で用具を洗いました。
塗料使用量
商品名 | 使用量 | 塗り面積 | 塗り回数 | その他 |
ナフタデコール ブラック | 14L | 30m² | 1回 (西面コーススレッド部補修塗装) | 塗料がシャパシャパでバケツに入れ替える際、こぼれた。 |
今回外壁塗装で使用した足場・材料・工具・靴など全ての費用の詳細はこちらです➜外壁塗装DIY費用はいくら? 足場代・材料・工具・作業着、靴の値段
まとめ
ナフタデコールは傷んだ杉板にぐんぐん吸い込んでいましたので、防虫防蝕機能を期待させてくれます。またモルタル部の白とナフタデコール黒を塗布した焼杉板の質感と色味は渋くかなり気に入っております。
ナフタデコールに、ボロボロの実家を、ほぼ熊本城にしていただきました。
最後に、2階部分の外壁塗装DIYは高さもあり苦労しましたが、気力があればDIYでここまでやれる事がわかりました。これもひとえに作業期間中に、美味しい食事、洗濯、風呂(死海の塩入り)を、毎日用意してくれた実家の母のおかげです。