中華FF ヒーター「エラーコード表」とAmazonで手に入る部品

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FFヒーターエラーコード表アイキャッチ
悩んでいる子ねこ

中華FFヒーターが壊れたら部品は手に入らないですよね?

ねこ先生

実はAmazonで販売されています。本体が安い上に部品の入手も容易です。

中華FFヒーター本体や部品は、Amazonに出品されておりますが出荷元が中国の商品が多いので、商品到着に時間がかかったり、出品者と連絡が取れなかったり、まれに商品が届かないこともありますが、届かなくてもAmazonマーケットプレイス保証申請を行えば返金はしてもらえます。

中華FFヒーターの部品は一社だけの出品ではありませんので、また別の出品者から購入することもできます。

この記事の内容👇

  • エラーコード表
  • エラーコードからのトラブルシューティング
  • FFヒーター初期始動時の注意
  • Amazonで販売されている部品の紹介
  • Amazonで販売されている部品を安く買える時期

この記事の中華FFヒータは、Amazonにて2019年12月に購入したこちら➜Yakuin 5KW 12V 軽油 FFヒーターキット10L燃料タンク付きです。(本体ステッカー記載 model : BSE-D5)

中華FFヒーターの取り付けと3年間使用したレビューはこちらです➜FFヒーターの取り付け方。DIYで冬を無敵に過ごす!車中泊バン

幸い、私が購入したFFヒーターは、3冬目を迎えても、凄く調子が良いのですが、ネットで確認すると故障やトラブルもあるようです。

故障した時の備えとして、英語の取説を翻訳サイトで直訳してもわかりずらかったので、私なりに読み砕いてエラーコード表とトラブルシューティングを作成しましたので、お役に立てていただければ幸いです。

目次

中華FFヒーター「エラーコード表

ディスプレイ表示エラー内容トラブルシューティング
E-01電圧低下電源電圧を上げる。バッテリー電圧を確認し必要なら充電する。
E-02電圧オーバー電源電圧を下げる。
E-03グロープラグが接続されていませんグロープラグの配線の確認、または、グロープラグもしくはメインコントロール基板交換。
E-04燃料ポンプが接続されていませんオイルポンプの配線の確認、または、オイルポンプの交換。
E-05オーバーヒート温度センサーの確認。または、ファン回転数に異常がないか確認してください。
E-06ファンモーター動作不良ファンの位置を確認し、スムーズに回転するよう調整してください。または、モーターの故障。
E-07ディスプレイパネルが接続されていませんディスプレイパネルの接続を確認し,青い通信回線の接続に異常がないか確認してください。
E-08燃焼中に火が消えましたオイルラインに空気が入っていないか、またはオイルラインが詰まっていないか確認してください。シェル温度センサーが故障していないか、ソケット端子の接触に異常がないか確認してください。
E-09温度センサーが接続されていません温度センサーの配線の確認または、温度センサーの交換。
E-10点火しない燃料ラインの確認。取付けて最初の始動時やガス欠などで燃料ラインに燃料がない時は、燃料をマニュアル操作で燃焼室まで送る必要があります。
中華FFヒーターエラーコード表

※E-09、E-10は、取説に記載がなく、ネットで拾った情報です。

車中泊の電源コスパ比較や費用、DIYサブバッテリーシステムに必要な部品はこちらでご確認ください➜ 車中泊ではポータブル電源、サブバッテリーどっち?コストや電池素材は?

初回始動時の注意

初回始動時やガス欠後などは、燃料をマニュアル操作で燃焼室まで送る必要があります。

取説には、電源ONを繰り返しても回避できるとありますが、別ページにマニュアル操作で燃料を送る方法の記載がありましたので以下に操作方法を説明します。

STEP
非設定状態で、まずディスプレイパネル「下矢印」を押したまま、「OKボタン」を押します。
STEP
「H-OF」が表示されたら、最初に「OKボタン」を放してから、「下矢印」を放します。

手動オイルポンプインターフェースに入ります。

STEP
「上矢印」を押すと、「H-ON」が表示されます。

手動オイルポンプが状態になり、オイルポンピング音が聞こえます。

これも、燃料ホースが長いと1分位で勝手に停止するので、必要であれば、もう一度上矢印キーを押して燃料ポンプを動作させます。

本体に燃料が入る少し手前になったら、STEP4

STEP
「下矢印」または「セットボタン」を押すと止まります。

手動オイルポンプを終了します。

ディスプレイパネルとリモコンのペアリング

STEP
ディスプレイパネル「OKボタン」を押して周辺温度画面にする。

※周辺温度センサーはディスプレイに付いています。

STEP
「設定ボタン」と「上矢印」を長押しする。
STEP
「HFA-」と表示されたら
STEP
無線リモコンの「OFFボタン」を押してペアリング完了。

Amazonで販売されている部品の紹介

中華FFヒーターYakuin 5KW 12V 軽油 FFヒーターキット10L燃料タンク付き(本体ステッカー記載model : BSE-D5)

と互換のある部品を紹介しているつもりですが、以下2つは確信が持てません。

  • ディスプレイパネルはコネクタが白と黒で互換がない。
  • メインコントロール基板は青、黒、緑の色違いの基板がある。また、コネクタの色も白と黒の2タイプある。(互換不明)

グロープラグ

グロープラグ交換の際は、12mmフレアナットソケットがあると、分解を最小限にできガスケット交換も必要なくなりそうです。

メインコントロール基板

ヒーター本体内部にあるメインコントロール基板です。

メインコントロール基板のコネクタ
メインコントロール基板から出ている黒いコネクタ

メインコントロール基板は青い基板、黒い基板、緑の基板がある。また、メインコントロール基板から出ているコネクタの色も白と黒がある。(互換不明)

購入の際は、12V車、5KWヒーター、コネクタの形状、メインコントロール基板に実装されている入力ピン数などの確認は最低限必要です。

AliExpressでマザーボード、ディスプレイパネル、無線リモコンがセット購入できる販売店を見つけましたので下のリンクからご参照ください。

Amazonカスタマー Q&A欄の情報では、初期設定から変更すれば2KWにも互換があるメインコントロール基板もあるようです。

メインボードの動作電圧設定

FFヒーターの取説によるとメインコントロール基板は、動作電圧設定を12Vと24V選択できるようです。
Amazonメインコントロール基板の商品説明欄を読むと12V/24Vと兼用品である可能性のものが多く、メインコントロール基板のみ交換すると動作電圧設定の変更が必要になるかもしれませんので、取説の動作電圧設定部分のみ翻訳したので下に記載しておきます。

動作電圧設定
メインボードの動作電圧は、シャットダウン状態でのみ調整できます。
動作電圧設定
「上/下矢印」を押して、動作電圧を12Vシステム(U-12を表示)または24Vシステム(U-24を表示)に切り替えます。

始動前に、損傷を避けるために、オイルポンプ、モーター、およびイグニッションプラグが互いに適切であるかどうかを確認してください。

※いかなる設定時も、設定内容が替わらない時は、設定後OKキーを押してみて下さい。

ディスプレイパネル・無線リモコン

こちらのディスプレイパネルのコネクタは黒です。

コネクタが白い物は互換が無いようです。また、コネクタ白と黒ではディスプレイ表示も違うようです。(下に紹介している商品は無線リモコン付き)

燃料ポンプ

燃料ポンプのポンプ音は大きいので少しでも改善したい方は防音ブラケットもあるようです。熱による燃料ポンプへの影響は不明ですが。

静音ポンプ

燃料ホース・燃料フィルター

燃料タンク

ダクト

マフラー(サイレンサー)

半年ぶりのFFヒーター試運転

2024年10月14日試運転

日中は25度と暑い時もありますが朝晩は冷える時期になってきたので

冬に向けて5年目のFFヒーターの試運転をしました。

結果:電源オンボタンを押してから約7分と少し時間がかかりましたが問題なく動作しました。

電源ONボタン押しておよその経過時間動作内容
1分後燃料ポンプが動き出す
4分後燃料ポンプが止まる
6分後燃料ポンプが動き出し、燃焼がはじまる
7分後勢いよく熱風が出る
4年目半年ぶりのFFヒーター試運転詳細

追記:リモコンの電池は切れてました。

約5年持ったので不満はないです。

電池は車のキーレスエントリー用と同じ規格らしくAmazonやヨドバシでも一本200円前後で調達できる12Vアルカリ電池でした。

2023年10月9日試運転

結果:エラー表示E07があり、電源ONボタンを押してから約15分とかなり時間がかかりましたが、放っておいたら問題なく動作しました。その後一冬問題なく動作しました。

電源ONボタン押しておよその経過時間動作内容
数分後E07表示
「ex」だったと思うのですがディスプレイの左側に小さく表示があり、FFヒーターのマフラーから煙が出る
8分後ディスプレイにon表示出たので。自動的に再起動したようだ
14分後燃料ポンプが動き出し、燃焼がはじまる
15分後勢いよく熱風が出る
5年目半年ぶりのFFヒーター試運転詳細

Amazonで販売されている部品を安く買える時期

AmazonにてFFヒーター各種部品の価格を過去1年間確認したところ、ほとんどの部品は夏に価格が下がるようです。「グロープラグ」に至っては、冬季は2,000円以上しますが、7~8月には639円だったことを確認しました。

しかし、例外もあり「燃料ポンプ防音ブラケット」は10月に860円でしたが、1月に473円と最安になっている部品もありました。

上に紹介した部品は主に中華FFヒーター5KWを選別したつもりですが、写真や商品説明欄からは同じ部品のようで価格やブランド名が違うものが沢山ありますので、ご自身の必要部品のサイズや仕様をよくご確認の上ご購入ください。

最後に

中華FFヒーターは、自分で取付て、故障したら自分で修理しなければなりませんが、本体が格安で、修理部品の入手が容易、暖房性能も申し分ありませんのでDIY好きな方は故障しても楽しめると思います。

しかし、Amazonマーケットプレイスで購入しても、中国から送られてくる商品が届かいないなど、購入時のトラブルは少なからず起こりえます。

その時は、Amazonサイトの注文履歴から返金処理が可能です。

返金処理できない案内をされる時は、Amazonサイトのカスタマーサービスからチャットや電話でAmazonマーケットプレイス保証申請を行えば返金可能ですので、ぜひ自分で取付けや修理を行って、中華FFヒーターで冬の車中泊を快適に過ごしていただければ幸いです。

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