「電動アシスト自転車は便利だけど、メンテナンスが難しそう…」そう思っていませんか?
実は、バッテリーや電子部品がある分、普通の自転車以上に日頃のケアが寿命を左右します。
特にバッテリーは交換すると3〜5万円もかかる高価なパーツ。ここを長持ちさせるだけでも、家計への効果は絶大です。
今回は、私のブログで実践してきた「パンク修理」「タイヤ交換」「チェーン固着解消」などのノウハウを凝縮し、自宅でできる電動アシスト自転車のメンテナンス完全ガイドとしてまとめました。
メンテナンス頻度の目安
まずは、どれくらいの頻度で何をすべきかを確認しましょう。
(※雨の日も乗る方や走行距離が長い方は、頻度を上げてケアしてください)
| 頻度 | チェック項目 |
| 毎日(乗る前) | ブレーキの効き、タイヤの空気圧、異音の有無 |
| 月1回 | チェーン清掃・注油、空気圧の補充、バッテリー端子の確認 |
| 3〜6ヶ月 | ブレーキワイヤー調整、タイヤの溝・ヒビ割れ点検 |
| 年1回 | 自転車店での総合点検(TSマーク取得推奨) |
1. バッテリー管理(最重要!数万円の節約術)
電動アシスト自転車で最もコストがかかるのがバッテリー。以下の「やってはいけないこと」を避けるだけで、寿命を2〜3年延ばせることもあります。
- 残量20%以下放置はNG: 過放電を防ぐため、早めに充電しましょう。
- 満充電のまま長期保管NG: 劣化を早めます。長期間乗らない場合は、残量50%程度にして涼しい室内(10〜30℃)で保管します。
- 水洗い厳禁: 端子の汚れは乾いた布で拭き取るだけにして、絶対に水をかけないでください。
- 寒い場所での充電NG: 0℃以下の環境では性能が落ち、劣化が進みます。冬場は暖かい室内で充電しましょう。
2. チェーン&変速機(ペダルが重い・異音がする時)
「最近ペダルが重い」「変速時にガチャガチャ言う」その原因の多くはチェーンと変速機です。
チェーンの清掃と注油
ベルトドライブ車以外は、月に1回の注油が必須です。
- 汚れ落とし: チェーンクリーナーを吹きかけ、ブラシで擦ってウエス(布)で拭き取ります。
- 注油: チェーンオイルをローラー部分に1滴ずつ垂らし、余分なオイルは拭き取ります(飛び散り防止)。※雨の日や泥道を走った後は、すぐに清掃しましょう。
内装3段変速ギヤの調整(シマノNEXUS)
シティサイクルや電動車に多い「内装3段変速」。ワイヤーが伸びると、ギヤ飛び(ガリッという音)が発生します。これは工具一本で直せます。
- シフトレバーを「2速」に入れる。
- 後輪の変速機カバーを外す。
- プッシュロッドの「基準ライン」がハブの端面と合うように、ケーブル調整ネジを回す。
これだけで驚くほどスムーズになります。
👇ギヤ飛びでイライラ終了!シマノNEXUS内装3段変速の調整手順はこちら

ケーブルのサビ・固着対策
シフトレバーが動かない場合、ケーブル内のサビが原因かもしれません。浸透潤滑剤(ラスペネなど)を使うか、ワイヤー交換が必要です。
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3. タイヤ&ホイール(パンク防止と燃費向上)
タイヤの空気圧不足は、パンクの最大要因であるだけでなく、バッテリーの消耗も早めます。
- 空気圧チェック: 月に1回は必ず空気を入れましょう。指で押して凹まない硬さ(通常3.5〜4.0bar)が目安です。
- タイヤの状態: 溝がなくなっていたり、側面にひび割れがある場合は交換時期です。
パンク修理とタイヤ交換
軽度なパンクならパッチ修理、重度ならチューブ交換が必要です。特に電動アシスト自転車の「後輪タイヤ交換」は難易度が高めですが、自分でできれば工賃(相場3,500〜6,000円)を節約できます。
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4. ブレーキ(命を守る最重要パーツ)
電動アシスト自転車は車体が重くスピードが出やすいため、ブレーキの負担が大きいです。
- ブレーキシュー(ゴム)の確認: 溝が残り1mm以下なら即交換です。
- ワイヤー調整: レバーを握った時の「遊び」が多すぎる場合は調整が必要です。
- 注意点: リムやブレーキシューには絶対に油を差さないでください(ブレーキが効かなくなります)。
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5. おすすめメンテナンス工具
これらを持っているだけで、作業効率と仕上がりのレベルが格段に上がります。
- [トネ(TONE) コンビネーションレンチ 10mm]精度の高い日本製のレンチ。ボルトを痛めず、確実な作業ができます。
- [WERA Kraftform Plus ドライバー]「食いつき」が違います。固着したネジも、これなら舐めずに回せる確率がアップ。
- [AZ(エーゼット) 自転車用 メンテナンススタンド]後輪を浮かせてペダルを回せるので、変速調整や注油が劇的に楽になります。
まとめ:日常メンテはDIYで、無理な時はプロへ
今回ご紹介した変速調整、空気入れ、注油などは、特別な資格がなくてもDIYで十分対応可能です。自分で手をかけると、自転車への愛着も湧き、毎日の移動が少し楽しくなります。
ただし、**「ブレーキの効きに不安がある」「配線トラブル」「重度の破損」**などは、迷わずプロの自転車店に見てもらいましょう。安全第一で、快適な自転車ライフを楽しんでくださいね!
【おまけ:自転車置き場もDIY!】
水はけ抜群の「ポーラスコンクリート」で、自転車置き場の土間打ちに挑戦しました。半年経ってもビクともしない頑丈な駐輪スペースの作り方はこちら。
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